ADHDの知識
ADHDとは、日本語で注意欠格/多動性障害といい、不注意・集中力の欠如、多動、衝動性の症状があります。
落ち着きがなく、気が散りやすく、じっとしていられず、ときに乱暴だったり、大きな声を出したり、怒りやすかったりする行動は、普通の子供にも見られます。
ADHDの子供は、これらの特徴が並外れていて、しかも持続的で、いつまでもこの状態が続くため、自分の日常生活や社会適応に支障をきたすことになってしまうのです。
ADHDの子供は基本的に知能は正常なのですが、原因としては、脳の神経伝達系に特徴があるのではないかと考えられています。
そして、これらは遺伝によって決まると言われ、生まれたときからADHDの特徴があり、育て方や生活環境、食生活など、後天的な要因によってADHDになることはないのです。
ただし、環境条件によってはADHDの症状の現れ方が違ったり、また、周囲のうけとめかたによってADHDの行動を問題視されにくかったりということは考えられます。
ADHDの子供は、日本では小児の3%前後といわれ、男児に多いのが特徴で、男女比は4:1から7:1といわれます。
また、ADHDには家族性があり、一卵性双生児のADHD一致率が高いことや、両親のどちらかにADHDがいるとその子供に最高50%の確立でADHDが現れること、また、兄弟にADHDがいると、そのでない子供に比べて5〜7倍の確立でADHDが現れることなどから、遺伝的要因が関係していると考えられています。
うつ病がんばるな!
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