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パニック障害の知識
パニック障害は、不意に、動悸や呼吸困難、吐き気、めまい、冷や汗、震えなどの発作に襲われ、パニック状態になる病気で、ある日突然起こります。
なんとなく前兆を感じるということはありません。
電車やエレベーターの中などの閉鎖された空間や人ごみの中で起こることが比較的多いのですが、歩いていたり、家でくつろいでいたりしているときに、発作に見舞われることもあります。
パニック障害では、突然発作が起こるのに加えて、さまざまな不快症状が非常に強く現れるために、このまま死んでしまうのではないか、発狂するのではないかという恐怖にかられることもあります。
検査を受けても、特に体に異常は見つかりません。
発作が強烈なために恐怖心が残り、また起こったらどうしよう、という不安にさいなまれるようになります。
発作を繰り返すことによって、発作が起きた場所などを避けるようになり、次第に行動半径が狭まってくることもあります。
パニック障害の主な症状は、激しい不安感や恐怖感とともに、動悸、めまい、呼吸困難、発汗、吐き気などの身体症状が現れます。
手足の震え、胸痛、胸部や腹部の不快感、しびれ感、脱力感、喉のつかえ、知覚異常などを訴える人もいます。
生命の危機にさらされているという感覚と伴い、死の恐怖や発狂の恐怖を感じることもあります。
パニック発作は突然に起こり、10分以内にピークに達して、普通は20分から30分、長くても1時間以内におさまります。
うつ病がんばるな!
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