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うつ病を治す食生活の知識
人間の心は脳の働きによって作り出され、脳内には1000億個もの神経細胞があり、ひとつの神経細胞から別の神経細胞へと情報が流れています。
神経細胞と神経細胞との間は、神経伝達物質がつないでいます。
脳内をかけめぐる神経伝達物質の種類と量によって心が決まり、このバランスが取れた状態が安定、バランスが崩れてしまい、神経伝達物質の伝達のスピードが遅くなった状態が、うつなのです。
ある女性は、うつ病と診断され、数ヶ月入院し、退院後も夜は寝つきがわるく、昼間は疲れを感じ、気分は落ち込んだままでした。
その後、食生活に気をつけ、赤みの肉やレバー、まぐろの血合いなどを積極的に食べるようにしたところ、数週間後に、気分が上昇したのです。
うつの原因は、鉄分の不足だったのです。
無理なダイエットをすると、イライラがつきまといます、これも栄養不足によるうつで、鉄分、ビタミンB群、脂肪の不足が原因なのです。
コーラを毎日数本のみ、アイスクリームが大好きなある少年は、ある日、無気力になってしまい、めまい、震え、不安にさいなまれました。
しかし、砂糖や甘いものの過剰な摂取をやめた途端に、悩みの症状が全て消えました。
また、マーガリンは、リノール酸などの植物油に水素を添加して作った油ですが、水素を添加したときに成分が変化し、脂肪酸が本来もっている機能である効率のよいエネルギー源になることや脂溶性ビタミン(A、D、E)の吸収を助けるなど働きが損なわれてしまうのです。
自然の脂肪酸は脳の健康に欠かせないのですが、変化したマーガリンをたくさんとれば、神経伝達物質のスピードが遅くなるために、脳の働きが低下してしまうのです。
ですので、パンに塗るのなら、人工のマーガリンではなく天然のバター、バターよりもオリーブオイルなどがよいのです。
うつ病がんばるな!
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