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パーキンソン病の特徴的症状
パーキンソン病の特徴的な症状は次の症状です。
@ふるえ
手や足のふるえです。
文字を書くなどの細かな作業をしているときに不自由になって気がつきます。
また、自分では気づかず、他の人に指摘されて知ることもあります。
始めは右か左、どちらかの手又は足が、ときどきふるえるようになります。
病気が進みにつれて、反対側までふるえの範囲が広がり、持続的にふるえるようになります。
ふるえは比較的ゆっくりで1秒間に5回前後です。
何もしないで、じっとしているときや横になっているとふるえます。
眠ると、ふるえはおさまりますが、目覚めるとまた始まり、緊張すると、ふるえがひどくなることもあります。
体を動かすと止まります。
手の指で丸薬を丸めるような、親指とほかの指をこすり合わせるような特有のふるえ方をすることがあります。
ふるえが強くなると、ときには唇や下あごがふるえることもあります。
Aこわばり
筋肉がかたくこわばって、動きが悪くなります。
握力や手足の筋肉の検査をしてみると、筋力は正常ですが、力を抜いてリラックスできないために、動きが不自由になっている状態です。
肩や首の関節がうまく回せない、ひじや手首、手指、あるいは足の曲げ伸ばしがよくできない、スムーズな動きができなくなる、といった症状が出ます。
B動作の緩慢
一つの動作を始めるまでに時間がかかり、いざ始めても小さな動きしかできず、動きの全体が緩慢になります。
さらに病気が進むと身動き一つしなくなります。
まばたきをする回数が少なくなり、表情が乏しくなります。
話し方の抑揚がなくなり、低い声でボソボソと話します。
文字を書いているうち、だんだん字が小さくなっていきます。
C歩行障害と姿勢反射障害
立っているときは背中を丸め、ひざを曲げ、前かがみになって歩きます。
また、いったん歩き出すと、今度は止まったり方向転換することができず、小走りになって突進したりします。
手をあまり振りません。
一歩が踏み出しにくくなります。
小さな歩幅でヨチヨチ歩きます。
うつ病がんばるな!
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