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うつ病で励ましてはいけない理由
うつ病は、がんばりすぎて、無理に無理を重ねた結果、発症し、本人は力を振り絞ることができず、がんばりたいのにがんばれないことで苦しんでいます。
消耗しているのに、励ましの言葉をかけられれば、それに答えるエネルギーがないので、期待を裏切る自分を責めてしまうため、励ましは、うつ病の人を追い詰めることにしかなりません。
また、批判や説教をすれば、何もできない自分に絶望してしまいます。
うつ病の人の心は、不安や焦燥感、絶望感に支配されていますから、何よりも安心感を与えることが大切で、例えば、追い込まれた気持ちがぽつぽつと言葉になって出てきたときに聞いてもらったり、黙って一緒にいてくれるだけで安心します。
心配事に解決策が浮かばなくてもひたすら聞いてもらえたことで、心が癒されます。
うつ病になる人は、頑張り屋の人ですから、休養が苦手で、特に主婦は家にいても仕事場にいるようなものなのです。
うつ病を回復させるために休養をとらせるためには、家事や育児を肩代わりするなど、家族の協力が欠かせないのです。
本人が退屈感を覚えるまで、休養を中心とした生活を支え、心身のエネルギーが蓄えられるのを暖かく見守ることが大切です。
□うつ病は、治療・休養・栄養が必要な病気
□無理を続けた結果、うつ病が起こった
□うつ病の回復には最低でも3ヶ月かかる
□休養中の焦りは、症状が残っている証拠
□退屈感が出るまで出勤や登校は控える
□症状が消えても、2年間以上は服薬で再発を予防する |
うつ病がんばるな!
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