うつ病の自殺を阻止する

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うつ病の自殺を阻止する

自殺者は、年間に3万人を超え、その3分の1から3分の2の人が、うつ病のために命を絶ったといわれています。

うつ病の人は、健康な人よりも数十倍から数百倍も自殺のよって生命を失う危険性が高く、うつ病には死んでしまいたい気持ちがつきまとうのです。

特に、うつ病の症状が良くなってくる回復期に自殺の危険性が高くなります。

重症の時期には、自殺願望があっても、実行するだけの気力や体力や決断力がなく、病み上がりの時期には治療によって気力や体力が戻ったものの、絶望感や将来の不安が残っているので、自殺をしてしまうのです。

自殺を防ぐ基本は、受容と傾聴で、普通、自殺願望をほのめかされると、家族は気が動転して、思わず、叱責や説教をしてしまうか、話をそらします。

この場合、大事なことは、苦しみを受け止め、十分な時間をかけて、ひたすら耳を傾けることです。

悩みの訴えに応えられなくても、苦しみを共有してくれる家族がいることで、決して孤独でないことを知り、冷静さを取り戻すかもしれません。

自殺のサイン
口数が急に減り、妙な落ち着きがみられる
□何事も関心を向けず、人との接触を避ける
□日記や手帳、アルバムなど、私物の整理を始める
□貴重品を人に譲る
□ナイフや紐を買い求める
□旅支度を始める
□遺書を書く

うつ病がんばるな!

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