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うつ病の回復の過程
うつ病が発症してから、治療を経て安定するまでには、数ヶ月から数年がかかります。
その間、前駆期、極期、回復期の3つの段階を経過します。
@前駆期
うつ病が発症した初期の段階であり、心身のエネルギー低下していき、疲れやすく、これまで普通にできていた仕事や家事などができなくなり、焦りや不安が襲ってきます。
自分を責めたり、後悔したりする気持ちが強くなります。
A極期
抑うつ期ともいい、不眠などを含めて、うつ病のさまざまな症状が現れる時期で、本人も周囲の人も症状に気づきます。
B回復期
休養や医療の効果によって回復に向かう時期で、うつ病は治療によって、急によくなるものではなく、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら少しずつ回復に向かいます。
改善してくると、身だしなみを気にしたり、散歩したりできるようになります。
退屈感を感じるようになれば、回復期の最終段階に入った証拠です。
しかし、この時期で危険なのは、自殺で、極期には行動に移す気力さえなかったのが、少し良くなってくると動けるようになり、自殺を図ることがあります。
うつ病がんばるな!
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