若い世代のうつ病

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若い世代のうつ病

10代から20代の若者は、大学や社会人として新しい生活を始めますが、人によっては新しい人間関係や新しい生活を迎えて、環境の変化に波長を合わせられず、心の変調が起こることがあります。

その一つがアパシーシンドロームで、この特徴的な症状は、目標の喪失感や無気力です。

学業や仕事といった本来果たすべき社会活動から逃避するのですが、本人は逃避しているとは思わず、その一方では、趣味やサークル活動に熱心です。

一過性で終わることもあるのですが、長期にわたって無気力な状態が続き、留年、退学、長期欠勤、退社に至ることがあります。

仕事や学業に取り組まず、2週間以上、おっくう感や抑うつ状態が続くようなら、うつ病になっている可能性があります。

もう一つが、職場への不適応から心に変調をきたす場合で、職場不適応症といいます。

職場不適応症は、職場における適応障害の俗称です。

上司との人間関係や仕事への不満、過重労働などのストレスから、突然切れてしまったり、無断欠勤を繰り返したり、不眠、頭痛などの症状が現れ、職業生活に支障をきたします。

これも、心身の不調が解消されないまま、うつ病を併発することがあります。

うつ病がんばるな!

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