|
うつ病と似た認知症
脳の病的な変化に伴って、高齢者には認知症になる人がおり、認知症は脳の障害によって、脳の機能が損なわれ、思考力や記憶力などの知的能力の低下が起こります。
認知症は、脳梗塞などが原因となる脳血管性認知症、神経細胞の変性によって起こるアルツハイマー病が原因のアルツハイマー型認知症があります。
認知症になると、食事をしたかわからない、同じことを何度も聞いたり、言ったりするなど、日常生活に支障をきたすほど知能が低下します。
アルツハイマー病は、大脳に老人斑や神経原線維変化が現れ、脳の神経細胞の変性や脱落が起こり、脳の機能が低下する病気です。
初期には、うつ気分や不安、焦燥感、無関心など、うつ病に似た症状が出ます。
しかし、うつ病と違い、自殺願望や自分を責める罪責感、微小妄想は現れません。
認知症で見られる症状 |
□物覚えが悪くなり、新しく体験したことを覚えておく能力が低下します
□日時、場所、相手が誰かわからなくなります
□物事を筋道立てて考えられなくなります
□物事を見分け、どう対応すべきか判断する力が低下します
□夜になると言動に異常が出て落ち着かなくなり、不眠、不安、幻覚、妄想、興奮など起こります
□食べ物がうまく飲み込めなかったり、失禁、衣類が着れない、箸で食事がとれなくなります
□徘徊、暴力、介護を拒否、泣き叫ぶ、ののしる、無気力、食べられない物を口にします。 |
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|