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うつ病になりやすい性格
うつ病になりやすい性格の代表的なものには、次の3つがあり、これらの性格は、うつ病になる前の性格という意味で、病前性格と呼ばれています。
@執着気質
執着気質の特徴は、几帳面で熱心、強い義務感や責任感のあるところです。
例えば、仕事に徹底的に打ち込み、心身の負担から眠れなくなり、疲労を蓄積させてしまい、普通なら、心身の疲れを癒すために休養をとるのですが、執着気質の人は感情の高まりが続くために、疲労困憊でも働いてしまい、疲労の頂点でうつ状態に陥ってしまうのです。
Aメランコリー親和型
メランコリー親和型の特徴は、生きる上で秩序にささえられ、組織やルールに誠実であろうとするところです。
仕事が急増した場合に、不本意なできばえに納得することができず大きな責任を感じたり、人とのいざこざが起これば、自分が犠牲になっても場の雰囲気を壊すまいとして強いストレスを抱えたりします。
その結果、うつ病になる傾向にあります。
B循環気質
循環気質の特徴は、明るく活発な面と、気が弱く落ち込みやすい、相対する2つの面を持っているところです。
常に周囲の人と波長を合わせようと努力するため、社交的で親しみやすい人と見られるのですが、内面は気を使う苦労性で、人の思惑を敏感に感じ取り、人と同調することで精神的な負担を抱え込みやすいのです。
人に合わせようとするあまり周囲からは優柔不断、八方美人だと誤解されることもあり、また、人に献身的な分、自分の意にそわない言動にあうと、裏切られたと感じ、怒りを爆発させたりする場合もあります。
酒や異性にのめりこみやすいのも循環気質の特徴です。
うつ病がんばるな!
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