糖尿病の食事のレシピが最適
米国心臓病学会は、「女性のための心血管疾患予防ガイドライン」の中で、ライフスタイルの修正が最優先課題だと述べています。
なかでも強調されているのは、禁煙、運動、適切な栄養摂取、肥満予防の必要性です。
ここに適切な栄養摂取とあることからわかるように、心血管疾患など動脈硬化性疾患の予防のためには、食事を制限するのではなく、必要な栄養素を適切に摂取することが大事なのです。
健康な生活を送るためには、糖尿病の人のための食事が参考になり、コレステロールが気になっている人も、糖尿病の人のための食事を守ればよいのです。
特別食べてはいけないものはありません。
栄養素のバランスを考えると、「日本食+必要なタンパク質をしっかりとる」ことがベストです。
日本人の魚の摂取量と冠動脈疾患の関係を調査した研究では、魚の摂取量が多い群(180g/日)は、1日のコレステロール摂取量が最も多かったにもかかわらず(平均517mg/dl、魚の摂取量が最も少なく(23g/日)、コレステロール摂取量も最も少なかった(平均197mg/dl)群に比べ、心筋梗塞になる危険度は0.44と低かったと報告されています。
脂肪には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があり、肉に含まれる飽和脂肪酸は、体内でコレステロールに変わりやすいことから、とり過ぎないように注意が必要です。
一方、魚や植物に含まれる不飽和脂肪酸には、一価不飽和脂肪酸、n−6系多価不飽和脂肪酸、n−3系多価不飽和脂肪酸という種類があり、バランスよくとると中性脂肪値を下げることがわかっています。
また、LDLコレステロール値が高い場合は、飽和脂肪酸を減らし、不飽和脂肪酸の比率を上げるようにするとよいといわれます。
大豆や大豆製品も、魚と同じように不飽和脂肪酸を含んでいます。
日本人の大豆・豆の摂取量と冠動脈疾患の関係を調査した研究では、大豆をよく食べている人のはうが心筋梗塞や脳卒中の危険度が低いことがわかっています。
大豆の摂取が週5回以上の女性では、0〜2回の女性と比べ、心筋梗塞の危険度は0.55、脳卒中と心筋梗塞を併せた危険度はさらに低く0.31となっています。
また、その傾向は閉経後の女性で顕著であったといいます。
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