ディスプレイで体の不調

ディスプレイで体の不調

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ディスプレイで体の不調

VDT(Visual Display Terminal)症候群の自覚症状は疲れによる充血やかすみ日、視力低下などの目に関する不具合が中心ですが、体の痛み、胃痛や食欲不振、便秘などが起こることもあります。

大きく分けると、視覚系症状、骨格筋系症状、精神神経系症状という3つになります。

視覚系症状としては、ドライアイと呼ばれる眼球の乾き、日のかさかさ、充血、痛み、異物感、涙の流れ、目の疲れ、視力の低下、日のかすみ、物がぼやけるなどといった症状のほか、長時間作業による眼精疲労もあります。

骨格筋系症状としては、肩こり、首・肩・腕の痛みとだるさ、背中の痛み、手指のしびれなどです。

そして精神神経系症状としてはイライラ、不安感、抑うつ状態、睡眠障害などが挙げられます。

VDT作業自体は、正しく行えば健康障害を起こすものではなく、長時間の連続作業や好ましくない作業環境(作業空間、機器配置など)が健康障害を起こす原因になりますので、最適な環境を整えるのが予防策です。



また、オフィスだけでなくプライベートの時間でもデジタルワークを行う機会が増えています。

さまざまなディスプレイと向かい合う時間の増加、これはつまり目のピント調節を頻繁に行わなければならないことを意味します。

集中して画面を見続けるためにまばたきの回数が減り、ドライアイの傾向が強くなるほか、目に多大な負担がかかることで眼精疲労をも誘発します。

また、照明が画面に映り込むことで、目の明るさを調整する機能に負担をかけることになります。

ディスプレイがブラウン管の場合には、走査線によるフリッカー点滅が目を疲れさせることにもなります。

そして無理な姿勢や同じ姿勢を続けることは、肩や首の痛み、腰痛などを引き起こします。

椅子の高さや画面位置を調整し、無理な姿勢での作業にならないよう注意することが大切です。

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