母乳と同じアミノ酸の量の食品
魚、肉、豆、乳製品、卵といった食品のタンパク質栄養価は、0点から100点までのケミカルスコアで表すことができ、この点数は、母乳、つまりお母さんのおっぱいのタンパク質に含まれる必須アミノ酸量を100として設定されています。
100点満点なら、身体に必要な20種類のアミノ酸を全種類もれなく、必要なだけの量をバランスよく含んでいるということになります。
この「全種類もれなく」という点が肝心で、たとえ1種類でも不足しているものがあると、アミノ酸の効力がうまく発揮されません。
ケミカルスコアがほぼ100点の食品は、牛乳、牛肉(サーロイン、脂身なし)、豚肉(ロース、脂身なし)、鶏肉(若鶏、皮なし)、マイワシ(生)、大豆(国産全粒・乾)、もめん豆腐、鶏卵です。
これらの食品を1日に100グラム(最低でも60グラム)は摂取するようにします。
肉類の食べ過ぎは肥満や老化につながるのでよくありませんが、肉も適量ならよい美容食、そして長寿食です。
鶏ササミ肉はケミカルスコアが100点満点に近く、タンパク質(アミノ酸)が豊富ないっぼう、脂肪はほとんど含まれていません。
太る心配がないうえ、筋肉補充剤の役割まで果たしてくれます。
そのほか、サンマ、アジ、カジキ、エビ、イカ、カニ、タコ、スジコ、タラコ、マトン、納豆、味噌なども、ケミカルスコアの高い食品です。
「病気予防と健康維持」の観点からいうと、ケミカルスコアが高い食品の栄養所要量は「1日60グラム」とされています。
これは、「これ以下だと欠乏症になりますよ」という目安量です。
これに対し、最高の健康状態 (オプティマル・ヘルス)を実現するために、栄養所要量をはるかに超える量を摂取するという方法があります。
たとえば、ビタミンCの栄養所要量は1日50ミリグラムですが、オプティマル・ヘルス実現のために、ビタミンCは1日1000〜2000ミリグラム摂取しよう、としています。
ビタミンCは、過剰に摂取しても身体に害はなく、余った分は排尿の際に体外へ排出されます。
いっぼう、タンパク質のオプティマル・ヘルス摂取量は、栄養所要量(1日60グラム)の2倍程度でじゅうぶんです。
ケミカルスコアがほぼ100点の食品を「1日100グラム摂る」というのを目安とします。
タンパク質(アミノ酸)が新しい細胞をつくるとき、その補助成分となるのが約30種類のビタミン&ミネラルです。
ビタミン&ミネラルが皇宮な食品といえば、野菜、果物、小魚類、きのこ、海藻などです。
これらの食品をさまざまに組み合わせて食べるようにします。
食べる量はほんの少しでも、多品種を摂取することが大切です。
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