自分の言葉を実現する自律神経系
「よかった」「うれしい」「最高」と楽しい言葉を口にすると、楽しい感情が湧き起こります。
「困った、どうしよう」「もうダメ」「ツイてない」と悲しい言葉を口にすれば、悲しみの感情でいっぱいになります。
言葉ひとつで気分が左右されるように、言葉次第で体調も変化します。
同じように忙しく仕事をしても、「ひどく疲れた」と言えば重い疲労感に襲われますし、「よくがんばった、えらい」と言えば身体は心地よくゆるんでいきます。
脳には自律神経系というものが備わっていて、口から出た言葉をもれなくキャッチし、言葉どおりの自分を実感させるために、身体の随所に変化を起こします。
たとえば、「女は30歳からが本番、美しく成熟した女になる」といつも口にしている女性は、現実にそのとおりの身体になっていきます。
「まるで女優みたいにキレイな肌だ」と口ぐせのように言っていると、それがたとえウソだとしても、いつしか本当のことになってしまいます。
「私ももう若くない」などと冗談で言うのも危険です。
「もうオバサンだから」と言葉にした瞬間に、魔法をかけたように、オバサンになってしまいます。
「そんな大げさな」と思われるかもしれませんが、それが科学的な事実なのです。
脳の自律神経系は、どんな言葉も本気で受け止め、内容の善し悪しに関わりなく、必ず実現してしまうのです。
「老けた」と言うのをやめるだけで、年齢よりも老けて見られることがなくなってきます。
しかし、その悪い口ぐせを続けている限り、実際にどんどん老化が進行していきます。
すべての言葉は呪文なのです。
自分のことを語っているときも、自分以外の人のことを語っているときも、自律神経系は何事も自分自身のこととして解釈し、身体に変化を起こしていきます。
たとえば、「Aさんは老けたわね」とBさんに言うと、悪く言われたAさんや悪口を聞かされたBさんが老けるのではなく、言った本人が老けてしまうのです。
「Aさんは肌がキレイね」とほめたときは、ほめられたAさんやほめ言葉を耳にしたBさんの肌がキレイになるのではなく、ほめた人自身の肌がキレイになります。
誰について話すときも、脳にとって主語は「私」しかないのです。
人に親切にしてもらったら、「すみません」ではなく「ありがとう」と言うようにします。
「ありがとう」と口にするたびに、プラスの言語習慣が身に馴染んできます。
「どうせ私なんか」というマイナス言葉が口ぐせだった人も、いつしかそういう悲観的な考え方をしなくなりますし、否定的なことも言わなくなります。
人の悪口や文句ばかり言っていた人も、ほめ言葉や励ましの言葉を口にすることのほうが増えていきます。
「ありがとう」、その一言を口にした瞬間、無条件でハッピーな気分になれ、「ありがとう」と言われた相手もとても喜んでくれます。
こうして「ありがとう」の数を増やす努力を始めて1ケ月後、まるで別人のようになっています。
プラスの言葉のシャワーが脳にいい刺激を与え、肌もイキイキ、考え方、感じ方、性格、顔の表情、態度、ものごし、話し方、歩き方、あなたを取り巻く人間関係まで、以前と比べて格段によくなっているはずです。
いつも明るく元気に過ごしたい、そして、いつまでも若々しく美しく成熟していきたいという全女性の願いは、「ありがとう」と口にすることで叶えられていきます。
背中ニキビ専用ジェル【Jewel Rain(ジュエルレイン)】
楽天でコエンザイムQ10を探す
Amazonでコラーゲンを探す |
|