抗酸化作用で美肌になる
アメリカではある時期、研究の一環として、人々が日頃よく食している食べ物の中に含まれる有効成分を徹底的に調べる実験が大々的に行われ、その結果、ごく日常的に食べられている野菜、果物、雑穀類、香辛料などの中に、活性酸素の害を抑え、老化やガンを予防する抗酸化成分が数多く含まれていることが判明しました。
そのほかにも、「微量栄養素」(ファイトケミカルスという植物性化学物質)が身体の調子を整えるために大切な働きをしていることがわかってきました。
ファイトケミカルスは、食物の色素、匂い、苦み、辛みなどの中に含まれる成分で、さまざまな種類があります。
そのほとんどがビタミンやミネラルの何倍もの抗酸化力を持つことから、どんな食品にどの種類のファイトケミカルスが多く含まれるのか、という点に世界中の注目が集まりました。
さまざまなファイトケミカルスとその働きが明らかになるにしたがい、数あるファイトケミカルスの中でも特に、「カテキン」「アントシアニン」「ポリフェノール」などは広く一般に知られるようになりました。
そして、これらファイトケミカルスの効果をうたったお菓子や飲み物が飛ぶように売れるという現象を引き起こしました。
次に挙げる食品はどれも、とても強力な抗酸化力を持っています。
活性酸素の害を抑えて老化を防ぎ、若々しく美しい肌を保つための強力な武器となります。
@アリシン、アリル・アルファイド
ニンニク、タマネギ、日本ネギなど
Aアントシアニン
ブドウの黒皮、べリーの赤い色素、クランベリーなど
Bイソフラボン、ジェニスチェイングイゼイン
大豆など
Cインドールインドール−3、カルビノール
ブロッコリー、芽キャベツ、キャベツ、ケールなど
Dエラグ酸
ブドウ、イチゴ、リンゴ、クルミなど
Eカテキン
緑茶、ペリーなど
Fカロチノイド
オレンジ、そのほかイエロー・レッド・ダークグリーンの色素を含む野菜や果物
Gサルフォラファン
プロッコリー、キャベツ、カリフラワーなど
Hジンゲロール
ショウガなど
Iステロール、ステロリン
すべての果物、野菜、ナッツ、種、大豆製品、貝など
Jフタライド
キャロット、セロリ、パセリ、セリなど
Kフラボノイド
ワイン、茶、多くの果物、野菜、穀類、豆類など
Lポリフェノール
赤ワイン、緑茶など
Mトリテルベノイド
大豆、柑橘類など
Nリクナン
全粒穀類など
Oリコピン
トマト、赤色グレープフルーツ、スイカなど
ファイトケミカルスが含まれている食品の研究を「デザイナーフーズ・プロジェクト」と呼んだことから、ファイトケミカルス機能のある植物性食品を「デザイナーフーズ」と総称しています。
さらに、その重要度から3つの区分けがされ、ファイトケミカルス機能の強・中・弱が示されました。
同じ区分け内にある食品の並び順とその重要度は無関係で、同等のファイトケミカルス機能があると認められています。
<上位8種類の食品>
ニンニク、キャベツ、カンゾウ、ショウガ、大豆、セリ科植物(ニンジン、セロリ、バースニップ)
<中位15種類の食品>
ナス科野菜(ナス、トマト、ピーマン)アブラナ科野菜(ブロッコリー、力リフラワー、芽キヤペツ)、全粒小麦、亜麻、たまねぎ、茶、ターメリック、玄米、柑橘類(オレンジ、レモン、グレープフルーツ)
<下位14種類の食品>
オレガノ、きゅうり、ジャガイモ、大麦、ベリー、タイム、アサツキ、ローズマリー、セージ、メロン、バジル、タラゴン、エンバク、ハッカ
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