美肌ホルモンを分泌させる方法
美肌をつくる快楽系ホルモンは「ドーパミン」で、ドーパミンは肌をイキイキと輝かせ、瞳の輝きもー段と増します。
なぜなら、ドーパミンは脳の働きを活性化し、心を快活にする力が強いからです。
脳がイキイキと活発に働いているとき、その活発さは肌や瞳に反映されます。
「目は心の窓」「思っていることは顔に出る」と言われますが、本当にそのとおりなのです。
身体を動かして15分後、脳内でベータ・エンドルフィンの分泌が始まり、さらに、身体を動かして20分後には、ドーパミンの分泌が始まります。
その後しばらくは、2種類の快楽系ホルモンが相乗効果を見せ、とにかくやたらとハイな気分になり、肌の状態、身体の調子も活気づくいっぼうです。
脳の前頭葉にドーパミンがたっぷり分泌されていると、妙に気分がウキウキしてきます。
突然ふっと、大きな夢や目標を見つけたり、これまで考えもつかなかった独創的なアイデアが浮かんだりします。
こうしたことから、ドーパミンは「希望のホルモン」とも呼ばれています。
ただし、ドーパミン効果で浮かんだ思いつきは、やや妄想的であったり、幻想的で現実味に欠けるものであったりということが多いのも事実です。
そうした欠点を補ってくれるのが、「セロトニン」というホルモンです。
身体を動かして約40分後、ドーパミンによる脳への影響を調整するかのように、セロトニンの分泌が始まります。
セロトニンはヒートアップした神経系を鎮める作用があります。
この効き目が現れ、冷静な判断ができるようになると、ドーパミン効果で浮かんだ突飛な思いつきを現実と照らし合わせて整理整頓し、実現するためにはどうすればよいか、考えをまとめることができます。
ですから、いったん身体を動かし始めたら、少なくとも40分から1時間は継続するのがよいのです。
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