筋肉を鍛えると美肌になる?
肌がどんよりとくすんでしまう原因の1つは、衰退・老化ホルモンであるサイトカイン6(C−6)です。
また、C−6のほか、ノルアドレナリンなどのストレス系ホルモンも肌のくすみや活力低下の原因となります。
C−6は、古くなった細胞を取り除き、新しい細胞が生まれるスペースをつくりだす点はよいのですが、同時に、すべての細胞に衰退・老化を促す号令を送ってしまいます。
この号令により、細胞に本来備わる自己再生能力が衰えてしまうのです。
肌をはじめ、全身の細胞の自己再生能力を担っているのは、若返りホルモンであるサイトカイン10(C−10)です。
そして、C−10を引き出すには、身体を使って運動をするのがもっとも効果的です。
ウォーキングのようにごく軽い運動であっても、動き始めてしばらくすると、それまで分泌されていたC−6にとって代わって、今度はC−10が分泌されるようになります。
これをきっかけに肌の再生能力が復活し、くすんでいた肌が明るさを取り戻します。
その後さらに2時間ほどウォーキングを続けると、歩き終えた後もC−10分泌を4〜6時間にわたって継続することができます。
運動すると血行がよくなるので顔色が明るくなる、チークを施したようなバラ色の頬になる、ということとはまた別に、肌はC-10の分泌によってみずからの再生能力を高め、より美しい肌に新しく生まれ変わろうとするのです。
自己再生能力というのは、新しい細胞を次々とつくりだすことで、その際に欠かせないのがタンパク質で、新しい細胞はタンパク質をもとにつくられるからです。
成長期を過ぎた大人の女性も、タンパク質の摂取量を減らすことはできません。
魚、肉・豆、乳製品、卵といった高タンパク食品を、毎日欠かさず食べるようにします。
高タンパク食品は、良質なタンパク質を豊富に含むというだけでなく、身体に必要なアミノ酸がバランスよく含まれていますので、身体全体の老化を防ぎ、活力に満ちた新しい細胞をつくるのにとても役立ちます。
身体を使って運動をする→C−10の分泌を促す→高タンパク食品を食べる→活力に満ちた新細胞をつくる→パワーアップした身体で運動をする。
これが、細胞が強く美しく生まれ変わるサイクルです。
運動をしてしばらくすると、大なり小なり筋肉痛を感じ、運動によって筋肉に強い力がかかり、細胞が傷ついて炎症を起こすためです。
しかし、「傷つく」ことは、細胞にとって大変よいことで、傷ついた細胞は、C−10の助けを借りて傷を修復していきます。
そしてまた、C−10が発信する号令を受けて、これまで以上に身体中に強い細胞を新たにつくりだすようになっていきます。
タンパク質、ビタミン、ミネラルといった各種栄養素、そして若返りホルモンや美肌ホルモンを肌に送り届ける通り道、それは毛細血管です。
毛細血管を増やすなら、何よりも運動が効果的です。
運動をすると筋繊維が太くなり筋肉量が増えていき、新しく増えた筋肉に毛細血管が伸びて増殖していきます。
ウォーキングは全身の筋肉を使う運動なので、身体の至るところに毛細血管を増やすことができます。
毛細血管が行き渡るにつれ、顔にもボディにも・それぞれの肌に必要な栄養分がたっぷりと送り込まれます。
だから全身丸ごと、瑞々しく美しくなっていくことができるのです。
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