若返りホルモンサイトカイン10とは
肌の美しさは、どれだけ新しい肌細胞をつくりだせるかにかかってどり、これは、新陳代謝がよいとか悪いとかいうようなレベルの話ではありません。
新しい細胞をつくる鍵は、「サイトカイン10(C−10)」という成長ホルモンにあり、C−10は細胞の「若返り」を、「サイトカイン6(C−6)」は「老化」を促します。
C−10は、細胞のエネルギー源となるミトコンドリアを次々とつくりだし、新しい細胞の数を増やします。
C−10が分泌されないと、新陳代謝(細胞分裂)はあっても、細胞の全体数は減るいっぼうです。
そんな先細り状態では、美しい肌を保てません。
C−10は筋肉の中でつくられ、血流に乗って全身を駆け巡り、身体の隅々まで行き渡り、筋肉を育て、心臓や血管を丈夫にし、余分な脂肪を効率よく燃やしてくれます。
美容にも健康にもよく、シェイプアップ効果もバッグンです。
また、C−10の分泌が順調だと女性ホルモンの分泌がさかんになります。
身体を動かさず、座りがちな生活を送っていると、若返りのホルモンC−10は分泌されません。
通勤や家事などで少しばかり身体を動かしても、老化を促す衰退ホルモンであるC−6が出るだけでC−10は分泌されません。
C−10をたっぷりと引き出すには、意識して多めに身体を動かす必要があります。
心臓がちょっとドキドキするくらいの運動をしてはじめて、C−10の分泌が始まるのです。
心臓がちょっとドキドキするくらいとは、最高脈拍数の65パーセントといわれます。
例えば、30歳だとすると、C−10を分泌するのに必要な脈拍数は約124です。
220(固定値)−30(年齢)=190(最高脈拍数)
190(最高脈拍数)×0・65≒124(C−10を分泌するのに必要な脈拍数)
脈拍数を124まで引き上げる運動は、さほど激しいものではなく、1秒間に2歩、1分間に約120歩進む速さを目安に、少し早足でウォーキングをするだけです。
脈拍数が増えるとC−6が増え、最高脈拍数の65パーセントに達すると、今度はC−6に代わってC−10の分泌が始まります。
分泌開始からさらに約2時間ウォーキングを続けると、歩き終えた後もC−10の分泌が4〜6時間継続します。
合計6〜8時間の分泌となり、C−10分泌量はじゅうぶんです。
毎日欠かさず運動をしている人は、何も運動していない人に比べ、はるかに若々しく健康で、肌の調子もよいものです。
その理由は、毎日きちんとC−10を分泌してホルモンバランスを良好に保っているからです。
運動選手の身体は筋肉が多く、毛細血管がびっしりと張り巡らされており、その筋肉には全血液量の約80パーセントが巡っていて、一般人の約4倍の血液を循環させているともいわれます。
筋肉を巡る血液が多いということは、血液に乗って細胞にC−10が行き渡る量も多いということです。
また、運動選手は激しい運動を日常的に行っていて、そのときはC−10の分泌量が一気に上がりますから、運動選手たちの肌はイキイキと輝いて美しいのです。
C−10のおかげで全身の細胞がさかんに新生されていますし、肌の土台である筋肉が充実しているので、その筋肉の表面を被っている肌の状態もおのずとよくなっていくのです。
運動選手は短命な人が多いと言われますが、激しい運動をすると活性酸素が大量発生してしまうので、その害によって健康を損ね、命を縮めてしまった選手が少なからずいたかもしれません。
しかし、それはもう過去の話で、現在はスポーツ医学が進み、活性酸素の害を抑えるために抗酸化サプリメントを摂取することが常識となりました。
ウオーキング程度の軽い運動であっても、身体を動かすときには必ず抗酸化物質を摂るようにし、野菜、果物をよく食べるとともに、抗酸化サプリメント(ビタミンC、E、マルチビタミン・ミネラル)を摂取するようにします。
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