血管年齢が肌年齢?
血管が若々しいと血流もよく、肌の表面にできる古い角質の代謝が促され、いつも生まれたての新鮮な肌でいることができます。
しかし血管が老化して弾力性を失い、硬くなっていると、血液の流れが悪くなると、肌の代謝はガクンと落ちます。
そして肌も血管と同じように、弾力性を失ってゴワゴワと硬くなります。
血管の若々しさは、肌年齢を決定づける大きな要素です。
しなやかでハリのある美肌を保つために、まず血管の若返りをはかっていくことが大切です。
相撲力士がよくやる四股踏みは、大腿部をはじめとする下肢全体の筋肉を鍛えるのに最適の運動です。
大腿部を屈伸させるスクワット運動も、下肢全体のパワーアップにとても効きます。
四股踏みやスクワットのように中腰の姿勢をとる運動は、血管の内部に付着している老廃物を溶かす酵素をつくりだして、血管内部を大掃除するのを助けるのです。
こうして、血液がサラサラと流れやすい状態がつくられていきます。
血管が若返ると、肌も若返ります。
そういえば、お相撲さんの肌は、男性にしては柔らかく、しなやかそうに見えます、ただ、ブヨブヨと太っているのではなく、エネルギーが張りつめたような肌のハリ、モチモチッとした弾力性もあります。
血管を若々しく保つために、食事から摂る脂の質にもこだわるようにします。
オリーブオイルが美容と健康によいことは知られていますが、肉や魚に含まれる動物性脂肪にも、血管にとってよいものと悪いものとがあります。
血管によい脂とは、高度不飽和脂肪酸であるDHAおよびEPAで、これらを多く含むのは、広大な大地を駆け巡って育つ野生の動物、海洋で獲れる天然の魚です。
畜産による動物の肉、養殖の魚には、飽和脂肪酸という、あまりよくない脂質が蓄えられています。
一般的にいって、牛、豚、鶏といった家畜動物は、身動きもできないほど狭い空間に閉じ込められています。
養殖ものの魚も、小さな生けすの中で育ち、そのうえ、家畜も養殖魚も、病気予防のための薬物や発育促進のための高濃度飼料を大量に与えられています。
こうした生育環境から、いやでも飽和脂肪酸をその身に蓄えてしまうのです。
牛肉を買うときは、オーストラリア産のものを選ぶことをおすすめで、国土の広いオーストラリアでは、畜産といえども飼育の基本は放牧です。
この放牧方式により、野生に近い健康的な牛の肉が手頃な値段で供給されています。
魚を選ぶなら、養殖ものではなく天然ものに限ります。
どれが養殖でどれが天然かわからないという人は、安くておいしい大衆魚(イワシ、アジ、サンマなど)を選ぶようにします。
これらは資本をかけて養殖しても採算がとれないため、店頭に並んでいるのは、ほぼ間違いなく天然ものです。
過度の肉食は動脈硬化の原因となります。
身体全体の細胞が酸化し、老化が進むという弊害もあります。
こうしたデメリットを軽減するため、肉を食べるときには野菜もたっぷり食べ、抗酸化力を補うようにします。
ビタミンEを豊富に含むナッツ類を食べたり、ビタミンC、E、ベータカロチンといった抗酸化サプリメントを食事と一緒に摂るのもよい方法です。
ビタミンEは脂溶性なので、食事で摂った脂肪分と合わさると、効率よく身体に吸収されます。
そして、脂肪の塊である脳の中や、飽和脂肪酸のダメージに弱い動脈において、優れた効力を発揮します。
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