目覚めには運動と朝食
起床後、脳の目覚めをよくするために効果的なのは軽い運動で、運動は寝ている間にこわばった筋肉をほぐしてくれます。
運動することによって、睡眠中に低下した体温が上がり、脳へ流れる血液も増えるため、目が覚めてくるのです。
さらに効果的なのは、日光を浴びながらの軽い運動で、ウォーキングをしたり、自転車に乗ったりする程度の運動でも効果があります。
また、朝は時間や食欲がなかったりして、朝食を抜いてしまう人が多いのですが、朝食は少量でも摂るようにすると、低血糖状態でぼんやりした脳を活性化することができます。
また、体温が上がるため、体を朝の体調リズムにもっていってくれます。
脳が目覚める食べ物としては、脳の栄養源になる糖質系のご飯やパンです。
ブドウ糖は前日にたくさん摂っていても、朝食を抜けば午前中に切れてしまいますので、朝から活動的に行動するには、朝食で補う必要があるのです。
トリプトファンが血液から脳に入るためには、ブドウ糖が必要であり、脳内でトリプトファンをセロトニンに変え、目覚めをよくするためにも、ブドウ糖は欠かせないのです。
例えば、ご飯に味噌汁、豆腐や納豆などの大豆加工食品、焼き魚、のりやヒジキなどの海藻類といった和食には、メラトニンの原料となるトリプトファンが豊富に含まれています。
うつ病がんばるな!
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