赤ちゃんの便秘にカイテキオリゴ
自然分娩の場合、赤ちゃんはお母さんの産道を通りながら、そこにいるビフィズス菌を取り込み、腸内環境を整える準備をします。
生まれた後、産道で取り入れたビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖を母乳から摂取して腸内環境を整えているのです。
赤ちゃんは、生後5～7日頃から腸内細菌の大部分をビフィズス菌が占め、特に母乳で育った赤ちゃんは約90％がビフィズス菌です。
ちなみに、成人のビフィズス菌の割合は、10～20％程度ですから、赤ちゃんのビフィズス菌の割合は驚異的な割合なのです。
しかし、最近では、
□欧米型（肉食中心）の食生活
□廃棄ガスや空気の汚れなどにより、母乳の質が落ちている
□粉ミルクを飲ませることが増えて、オリゴ糖が足りていない
□帝王切開による出産が増えたことでビフィズス菌が少ない
などの理由で、腸内環境が整わない赤ちゃんが増えているのです。
赤ちゃんの便秘を治すには、赤ちゃんの腸内にいるビフィズス菌を元気にして増やすことが大切なのです。
ビフィズス菌はオリゴ糖をエサとするため、オリゴ糖を摂ることによってビフィズス菌は増え、元気になるのです。
カイテキオリゴは、北海道のてん菜（別名 サトウダイコン ビート）牛乳や樹木を原料とする高純度オリゴ糖を配合したオリゴ糖食品です。
成分のほぼ100％という高純度の粉末オリゴ糖で、粉ミルクにも使われている原料なので、赤ちゃん、妊婦さん、ご高齢の方でも安心して使えます。
また、粉末状なので、飲み物に溶けやすく、甘さもお砂糖の4分の1くらいしかないので、ほんのり甘い程度です。
カイテキオリゴは複数のオリゴ糖を組み合わせることで実感度をパワーアップさせ、単一成分のオリゴ糖以上に実感を生み出せる仕組みで作られています。
腸内にいる30種類以上のビフィズス菌ほぼ全てをまんべんなく活性化させたオリゴ糖食品なのです。
＜一般的なオリゴ糖の種類＞
①ラフィノース
ラフィノオースは北海道特産のビート（砂糖大根）から抽出・精製された天然のオリゴ糖で、甘さは控えめで低カロリーなオリゴ糖です。
整腸作用があり特保でも有効成分として認められており、また、免疫力の向上、アレルギーの改善作用などがあると言われています。
数あるオリゴ糖の中でも純度の高い天然のオリゴ糖はラフィノースだけです。
②フラクトオリゴ糖
自然界では玉ねぎやゴボウ、はちみつ等に含まれているオリゴ糖で、マイルドな甘みが特徴で、砂糖に比べてカロリーが２分の１程度です。
低カロリー甘味料として使用されることも多く、また生きたまま腸まで届き善玉菌を増やしてくれるオリゴ糖で、ミネラルの吸収を助けたり、骨密度の低下を抑制するなど、特保の有効成分としても知られています。
摂りすぎるとお腹が緩み、ガスが溜まりやすくなるなどの症状があります。
③キシロオリゴ糖
オリゴ糖の種類の中でも最も整腸作用があると言われ、低カロリーで虫歯の原因になりにくいオリゴ糖としても知られています。
タケノコやトウモロコシの芯などを原料として生産されます。
研究データが少なく、摂りすぎには注意が必要です。
④大豆オリゴ糖
大豆の皮や脂質を分離・精製して作られるオリゴ糖で、砂糖に近い甘さがありますが、カロリーは半分程度です。
腸内のビフィズス菌増殖作用があり、特保の有効成分としても認定されています。
⑤ガラクトオリゴ糖
母乳に含まれるオリゴ糖で、便秘対策の基本となるオリゴ糖とも言われ、赤ちゃんは最初に母乳を口にしてから腸内の活動が開始されます。
母乳に含まれるガラクトオリゴ糖は、赤ちゃんが最初に体内に取り入れる天然のオリゴ糖で、腸内のビフィズス菌の最初のエサとなり、整腸作用があるオリゴ糖です。
⑥イソマルトオリゴ糖
熱や酸に強く、グルコースという単糖で構成されたオリゴ糖で、消化性があるため他のオリゴ糖に比べると整腸作用は低いのが特徴です。
⑦乳果オリゴ糖
発酵ヨーグルトなどに多く含まれ、オリゴ糖の中では最も甘いのが特徴で、天然のサトウキビに含まれるショ糖と牛乳に含まれる乳糖（ラクトース）を原料として作られます。
免疫力を増加させる作用があることでも知られています。
赤ちゃんの便秘にカイテキオリゴ
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