便秘になる原因とは
腸内環境の悪化がもたらす症状の筆頭はやはり便秘で、重度ともなれば、次のようなさまざまな症状があらわれます。
まず、便秘によって排便されない便がたまった腸内では悪玉菌が増加し、便の腐敗や発酵によってガスが発生しやすくなります。
さらに、このガスが硬い便にふさがれて腸の外に放出されずに腸内に溜まると、おなかが張る(腹部膨満感)だけでなく、腹痛を招くことさえあります。
腸内に便が溜まることによって、腸のはたらきが悪くなると、横行結腸に溜まったガスが胃を圧迫し、食欲不振、吐き気、胸やけなどをおこすことがあります。
硬い便にふさがれて排出されにくくなったガスが体内に吸収されてしまうと、肌荒れ、吹き出物、体臭の原因につながることもあります。
また、はっきりした原因はわかりませんが、便秘がひどくなると頭痛、肩こりをおこすケースもみられます。
便秘はまた、痔の大きな原因のひとつになり、肛門部はもともとうっ血しやすい部位です。
そうであるにもかかわらず、便秘によって硬くなった便を押し出すために強く力んでしまうので、痔になりやすくなるというわけです。
もちろん、腸内環境の悪化は深刻な腸の病気をひきおこすケースもあります。
日本人の大腸ポリープ、大腸がんの増加は食生活の欧米化(とくに、肉食、乳製品を多く摂取する北∃−ロッパ、アメリカなど)が大きく影響しているといわれています。
便秘との因果関係は証明されていませんが、高タンパク質、高脂質の食事が腸に影響を及ぼしていると考えられるのです。
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