ビタミンCや高圧浣腸の便秘の効果は
ビタミンCの化学名は、アスコルビン酸で、ビタミンCは体内においては酸として作用します。
ビタミンCが腸内で分解されるときに発生するガスは、腸の嬬動運動を活性化させるはたらきがあることが指摘されています。
軽度の便秘の人であれば、朝起きてすぐの空腹時に、1〜2gのビタミンCを摂取し、冷たい水をコップ1杯飲むだけで排便促進の効果が期待できます。
さらに、ビタミンCには、体内の酸化を防ぐ抗酸化作用やビタミンEを助け、相乗的抗酸化作用があります。
ビタミンCのこうした恩恵をより効果的に受けるためには、野菜サラダにレモンをひと紋りし、エクストラバージンオイルを適量つけて食べることをおすすめします。
高圧浣腸とは、40℃前後のぬるま湯を筒に入れて上につるし、その水圧によって肛門より500ml程度注入する方法です。
医療機関では、昔からよく行われている治療法で、その起源は約200年前のヨーロッパにあるようです。
注入されるのはぬるま湯ですので、グリセリン浣腸などと異なり腹痛などもなく、比較的安心・安全な方法です。
高圧浣腸は通常、腹部膨満感が強く、排便が困難な場合に行われ、便秘が重症であれば、週に1回〜複数回実施しても問題はありません。
まずは滞った排便を促すことで腹部膨満感を軽減させることが大切です。
ただし、高圧浣腸も連日行うと習慣化して浣腸なしで排便ができなくなってしまうこともあるので、やりすぎはいけません。
毎日無理やり腸を刺激することを繰り返すと、直腸反射による便意が消失してしまいますので、安全な方法とはいえ、毎日高圧浣腸を行うのは、便秘症には逆効果になってしまうケースもあるので注意が必要です。
また、食生活の改善とともに併用したいのが腸のマッサージです。
マッサージを行うのにおすすめの時間帯は朝ですが、忙しい場合は、就寝前の1〜2時間前でも結構です。
朝は腸の嬬動運動が活発になるので、効果が出やすいので可能であれば朝がおすすめです。
腸は緊張すると動きが低下しますので、ゆったりとした音楽などをかけながら、リラックスしながら行います。
@右脇腹に枕を当てて横になり、左手で腸を刺激する。
左手で右脇腹を持ち上げるように1分間刺激する。
枕で上行結腸を押し、手で横行結腸を刺激するイメージです。
A左脇腹に枕を当てて横になり、右手で腸を刺激する。
右手で左脇腹を持ち上げるように1分間刺激する。
枕で下行結腸を押し、手でS状結腸を刺激するイメージです。
B仰向けになり、両手で直腸を刺激する。
両手で下腹部をさするように1分間刺激する。
こうすることで直腸が刺激され、老廃物が排出されやすくなる。
C最後にうつ伏せになり、約1分間ゆっくり深呼吸する。
おなかまでしっかり息を吸い込むようにすると、直腸がさらに刺激される。
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