排便力をアップさせる
便秘解消法の秘訣は、日常生活の改善にあることは間違いありません。
@大腸(特に結腸)のはたらきをアップさせる。
センナ、大黄、アロエなどが主成分であるアントラキノン系の下剤を連用していると大腸メラノーシスをひきおこしてしまいます。
そうすると、腸内神経叢の障害を招く可能性があり、腸の機能はさらに低下してしまいます。
腸機能の低下を防ぐためには、アントラキノン系の下剤をできるだけ減量・離脱し、腸の自然の力を回復させることを心がけるべきです。
ただし、アントラキノン系下剤を多量に服用していたり、長期間服用している人は、急にアントラキノン系下剤の服用を中止すると、排便が困難になることがあるので注意が必要です。
A食物繊維摂取量を増やす。
下剤依存症の人の多くは若い女性で、なかでも、ダイエット(欠食や炭水化物抜きダイエット)をきっかけに便秘を悪化させるケースが多くみられます。
また、食事量の低下した高齢者では、食物繊維摂取量が不足することで便秘になることもあります。
だからといって玄米や雑穀米などの穀物を急に増やすと、おなかにガスがたまりやすくなり、排便が困難になりがちです。
これは不溶性食物繊維をとりすぎたり、消化に悪い玄米をとりすぎたりしたことが原因だと考えられます。
この場合は、リンゴのペクチンなど水溶性食物繊維を比較的多く、バランスよくとることが大切です。
B便意をつける訓練をする
便意を消失してしまっている場合には、便意をつける訓練をすることが大切です。
ただし、下剤を服用することで出現する便意は、おなかがシブル(腸炎や下痢等でおなかが痛くなるような感覚)ときの便意と似ていて、自然のものとは異なります。
赤ちゃんの便秘にカイテキオリゴ
楽天で酸化マグネシウムを探す
Amazonで新レシカルボン坐剤を探す
|
|