便秘のタイプ別改善方法
<腹部膨満型の便秘>
便秘の自覚症状として最も多くみられるのは、腹部膨満感やおなかポッコリ感で、おなかに便やガスがかたまって苦しくなってしまうタイプです。
これは排便が腸内に残っているためで、比較的軽症である場合が多いので、食事療法や運動療法の組み合わせによる改善が期待できます。
朝食には、和食であれば、ティースプーン2〜3杯のオリーブオイルを入れたカップ1杯の納豆か、パン食なら、大さじ1杯のオリーブオイルをつけて食べることをおすすめします。
そして、リンゴやミカン類などを使ったフルーツサラダをとれば、水溶性植物繊維を比較的多く摂取することができます。
あるいは、ファイブミニの1本(水溶性食物繊維として7gとれます)でも代用可能です。
水分補給のためには、ペパーミント・ジンジャー・ティーを1日500〜1000ml飲むことをおすすめです。
おなかのガスが動きやすくなったり、排便しやすくなるはずです。
腹部膨満感で便意が弱かったりする人であれば、マグネシウム製剤と新レシカルポン坐剤を併用することをおすすめします。
<硬便型>
便がいつもガチガチに硬い、というタイプの人も少なくなく、腹部を手術した人や下剤を服用しないと便が硬くなってしまう人などによくみられる症状です。
あるいは、無理なダイエットをしている人、水を飲むと太るといって水分を十分に摂らない人などにも多くみられます。
硬くなった便をそのままにしておくと、腹部手術をした人などでは、腸閉塞の原因にもなりかねないので注意が必要です。
水分を比較的多くとりつつ腸の運動を促すオレイン酸(エクストラバージンオリーブオイル)、ミネラル(マグネシウム)、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維などの食物繊維などをうまく利用することがおすすめです。
ビタミンCやグルタミン酸の摂取も不可欠です。
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