大腸ポリープは大腸がんになる

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大腸ポリープは大腸がんになる

1960年代には低かった大腸がんの羅患率は、1980年代以降急上昇し、2004年には大腸がんは女性のがん死のトップとなりました。

ちなみに男性の場合は1位肺、2位胃に次いで3位です(厚生労働省「平成19年人口動態調査」より)。

このようにポピュラーな病気となった大腸がんと、これまたよく耳にすると思われる大腸ポリープについて、大腸ポリープがやがては大腸がんになるという強いイメージがあるかもしれません。

しかし、ポリープとは、隆起した病変の総称で、それは大別すれば腫瘍とそれ以外のポリープに分類されます。

腫瘍以外のポリープには、炎症性ポリープや過形成ポリープなどがあります。

炎症性ポリープとは、潰癌性大腸炎やクローン病など腸の炎症性疾患、あるいは細菌感染してひどい炎症をおこしたあとなど、強い炎症を伴う腸の病気が治癒する過程で腸の粘膜が異常に隆起してできるものなのです。

過形成性ポリープは、腸の粘膜の細胞の増殖がやや多く、粘膜の盛り上がったように見えるものです。



この2つのタイプのポリープは、基本的には正常細胞が増加して隆起したもので、がんとは無関係です。

問題なのは、腫癌性のポリープで、これには良性と悪性とがあり、そのうち悪性の腫瘍ががんと呼ばれるものです。

一般的にポリープ状の形をしているのは、早期がんです。

良性の腫瘍は、腺腫と呼ばれ、大腸ポリープの約70〜80%はこの腺腫で、特にS状結腸や直腸によくできるのが特徴です。

一般的にはポリープという場合は、腺腫をさすことが多いのです。

この腺腫は大腸がんと大きく関係し、腺腫はがんと同様に粘膜上皮を形成する腺細胞が異常をきたして増殖したものです。

つまり、腺腫は前がん状態(がんとなる一歩手前の状態)といわれています。

このほかに遺伝性の特殊なポリープとして、家族性大腸腺腫症(家族性の多発性大腸ポリープ、これも多くはがんに移行します)や、若年性の多発性大腸ポリープなどもあります。

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