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パニック障害のQ&A3
<Q>1回パニック発作を起しただけではパニック障害とはいえないそうですが、2回起した場合は治療を考えた方がよいのでしょうか。
<A>パニック障害は早期に治療を始めれば始めるほど速く治ります。
様子をみているうちに、日常生活にも支障をきたすほど悪化してしまうこともあるのです。
パニック障害なのか、他の病気なのか判断するためにも、パニック発作と思われる症状が現れた場合には、注意します。
<Q>パニック障害と診断されたのですが、薬を服用しないで治したいのですが。
<A>パニック障害の治療では、発作を抑えることが何よりの大切で、そのために最も効果のあるのが薬物療法なのです。
薬を拒んで症状が悪化すると、広場恐怖やうつ病へと発展し、苦しみが増すばかりですから、病気を治したのであれば、薬を飲む必要があります。
<Q>薬の服用を始めて1年が経つのですが、副作用が心配です。
<A>パニック障害の薬物療法の中心となるSSRIや三環系抗うつ薬は長期に服用しても習慣性がありません。
ただし、全く副作用がない薬はないので、その人に合わないということもあります。
<Q>薬を服用し、パニック発作が起こらなくなったのですが、いつまで薬を飲み続ければよいのでしょうか。
<A>急性期はパニック発作の抑制を目標に処方しますが、発作が消失したら予期不安や広場恐怖の改善を目標にします。
ですので、しばらくはこのまま服用を続け、様子を見ながら、半年から1年ぐらいかけて徐々に薬の量を減らし、最終的にやめるようになります。
うつ病がんばるな!
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