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パニック障害のQ&A4
<Q>発作が起きても薬は我慢したほうがよいのでしょうか。
<A>現在のところ、パニック障害では薬によって発作を抑えるのが最善の治療法だと考えられています。
我慢しないで薬を飲んで発作を起さないことが治癒への一番の近道です。
<Q>抗うつ薬を飲むと、胃の具合が悪くなったり、吐き気がするのですが、漢方薬にかえてもよいのでしょうか。
<A>副作用といっても、多くは数日から数週間で自然に治まることが多いのですが、あまりに耐え難いものであったり、長く続くようなら、別の薬に変えたり量を調整する必要があります。
漢方薬については有効であるというデータは何もありませんので、注意が必要です。
<Q>パニック障害と診断され、抗うつ薬を服用しているのですが、そろそろ子供が欲しいので、薬の服用はやめなければならないのでしょうか。
<A>20〜30歳代の女性にパニック障害が発病しやすいとされ、パニック障害の治療は、薬物療法で治療を行います。
服用をやめてしまうと、再発の危険性が出て来るうえに、精神的安定がはかれず、うつ病などを併発すると、食欲が落ちる恐れがある、低体重児が生まれやすくなるなどの危険性があります。
ベンゾジアゼピン系薬物は催奇性(奇形の発生に影響を及ぼす薬物の性質)があるため、服用を中止します。
しかし、SSRIの場合は、催奇性よりも服用しないで放置しておく危険性のほうを重視する傾向があります。
うつ病がんばるな!
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