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パニック障害の進行
パニック障害が進行すると、次のパニック発作がいつ起こるか常に不安で、神経過敏になってしまいます。
ささいなことに過剰に反応したり、将来を悲観したり、精神的に不安定な状態が続くことから、さまざまな病気を併発しがちなのです。
中でも多いのは、他の不安障害やうつ病、アルコール依存症などとの合併です。
罹病期間が長い、広場恐怖が強い、パニック発作の頻度が高いなど、重症の人ほど併発の危険が増します。
また、うつ病などを併発した場合、自殺の危険性も出てきます。
パニック障害が進行して広場恐怖がひどくなると、次第にどこにも行けなくなり、何かやろうとする気力が衰えてきます。
頭の中はパニック発作のことで一杯で、絶望感にとらわれ、生活を楽しんだり、精力的に物事に打ち込んだりということができなくなります。
その結果、うつ病を発症してしまう人が多いのです。
逆にうつ病のの一つとして症状としてパニック発作が現れることもあるのです。
うつ病を併発してしまうと完治までに時間がかかりますので、その前に適切な治療を受けることが大切です。
うつ病がんばるな!
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