広場恐怖の診断基準

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広場恐怖の診断基準

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広場恐怖の診断基準

パニック障害では、公衆の面前でパニック発作が起きたらどうしよう、恥ずかしい思いをするのではないか、などの予期不安から広場恐怖を併発し、1人でいることや乗り物に乗ること、人ごみの中にいくことなどを回避しがちです。

広場恐怖についても診断基準が設けられており、診断される条件としては、逃げるのが困難な場所や助けを得られない場所にいることへの強い不安がある、回避の対象が広がっている、恐怖の対象を避けているか強い苦痛や不安を感じながら耐えている、他の精神障害には当てはまらないなとがあります。

広場恐怖の診断基準
□逃げるに逃げられないような場所や状況、又はパニック発作やパニック様症状が予期しないで、又は状況に誘発されて起きたときに、助けが得られない場所や状況にいることについての不安。
広場恐怖が生じやすい典型的な状況には、家の外に1人でいること、混雑の中にいること、又は列に並んでいること、橋の上にいること、バス、電車、又は自動車で異動していることなどがある。
□その状況が回避されているか、又はそうしなくても、パニック発作又はパニック様症状が起こることを非常に強い苦痛又は不安を伴いながら耐え忍んでいるか、又は同伴者を伴う必要がある。
□その不安又は恐怖症状の回避は、以下のような他の精神疾患ではうまく説明されない。
例えば、社交恐怖、特定の恐怖症、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害、又は分離不安障害などである。

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