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パニック障害のQ&A5
<Q>認知行動療法を受けた方がよいでしょうか。
<A>認知行動療法は、予期不安や広場恐怖の改善に効果があり、薬物療法と併用すると治療期間を短縮できますし、治癒率は高くなり、再発の恐れを少なくなります。
さらに、自律訓練法を生活の中に取り入れると効果的です。
面倒くさがらずに積極的に取り組む事が大切です。
<Q>パニック障害と診断されたのですが、このことを上司に伝えるべきでしょうか。
<A>隠していると気が休まらず、それ自体がストレスになってしまいますので、原則として伝えるべきです。
治療を受けながら仕事を続けられる状態なのか、休職して治療に専念しなければならないのかを報告し、話し合う必要があります。
休職が必要であるなら、無理はしないで休職する方が早く治り、職場復帰も容易になります。
<Q>妻がパニック障害を発症し、家事もしないし、買い物にも行けなくて困っています。
<A>パニック障害を発症すると、普段何気なくやっていたことができなくなることがあり、決して怠けているのではなく、本人が一番苦しんでいます。
できるだけサポートし、無理強いをせず、話し相手になってあげます。
休ませてあげることが大切です。
<Q>どのような状態になったら完治したといえるのでしょうか。
<A>パニック発作が消失しそれに関連した症状もない、予期不安が完全に払拭されている、広場恐怖を併発した場合は回避行動がなくなった、などの条件がそろえば、パニック障害が完治したと考えられます。
再発しても急性期のような激しい症状は出ないのが普通です。
うつ病がんばるな!
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