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予期不安の内容
予期不安で最も多いのは、また発作が起こったらどうしよう、ということで、強い身体症状や、何ともいえない不安感が心に焼き付いて、パニック発作そのものを恐れるようになります。
発作によって病気になってしまうのではないかなど、今は体に異常はなくても、激しい発作を繰り返している間に調子がおかしくなってしまうのではないかと、考え込んでしまいます。
異常な動悸や窒息感、湧き上がる恐怖感などから、死んでしまうのではないかと考えることもあります。
また、制御不能の感覚を持ち、気を失ってしまうのではないか、気が狂ってしまうのではないかと考えることもあります。
本当に失神してしまうこともありますが、たいていは気が遠くなるような感じがするだけで、過剰に心配しないようにすることが大切で、パニック発作で発狂することはないのです。
事故をを起すのではないかという不安で、車の運転ができなくなる人もいるのですが、パニック発作が原因で事故を起した例はほとんどありませんし、もしパニック発作を起したら路肩に車を寄せて休みます。
発作を起しても誰も助けてくれないのではないか、という不安もあり、助けを得られそうにない場所に行くのを避けるようになり、広場恐怖へと進行します。
うつ病がんばるな!
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