クセ毛は生まれつき?
クセ毛は生まれつきとは必ずしもいえず、クセ毛になる原因には、先天的なものと後天的なものがあります。
先天的とは、いわゆる生まれつき、親からの遺伝と人種・民族固有によるものが挙げられます。
両親がクセ毛だと、毛包の曲がり方が遺伝するため、子どももほぼ100%クセ毛になります。
人種・民族によるものについては、日本人の毛髪は92%が直毛といわれています。
つまり、ほとんどの人は 「生まれつき」直毛というわけです。
後天的とは、生まれた後になんらかの原因でクセ毛になってしまったということで、その主な原因は間違ったヘアケアです。
悩んでいるクセ毛も間違ったヘアケアで生じてしまった可能性が高いといえます。
クセ毛とは、波打つようにうねった状態を指し、波状毛といい、波状毛よりもクセが強いちぢれ毛は球状毛もしくは縮毛といいます。
波状毛も球状毛も、毛包が弧状になっていて、毛球部が曲がっており、毛球部の曲がり方が強いほど、クセが強くなります。
クセ毛は「髪の毛自体に問題がある」と思われがちですが、そうではなく、毛包が曲がっていることが大きな原因です。
毛包の中(=皮膚の下)の毛髪はぶよぶよとやわらかく、曲がった毛包が鋳型のような働きをして、楕円や三角の形の毛髪が形づくられます。
それが毛穴から押し出されると、クセ毛になるのです。
後天的なクセ毛の原因には、間違ったヘアケア、円形脱毛症の後遺症、過度なダイエットの影響、女性ホルモンの影響、加齢の5つが挙げられます。
@間違ったヘアケア
間違ったヘアケアとは、間違ったシャンプーの仕方やブラッシングにより頭皮にダメージを与えることです。
頭皮がダメージを受けることで、毛穴の奥の毛包が曲がってしまいます。
また、クセ毛の女性は、定期的にストレートパーマや縮毛矯正を繰り返すことが多く、それらの溶液は頭皮に悪影響を及ぼし、毛包が曲がる原因になります。
頭皮にダメージを与えないようにすると、こうしたクセ毛は防ぐことができます。
A円形脱毛症の後遺症
円形脱毛症になると、頭皮の下の結合組織が影響を受け、その結果、毛包が少し曲がってしまいます。
円形脱毛症の大きな原因は、精神的なストレスですから、ため込まないようにすることが大切です。
B過度なダイエットの影響
栄養が毛母細胞に行き渡らないことが原因で、髪の毛が細くなり、クセ毛のようになってしまうこともあります。
バランスのよい食事を摂ることも、頭皮のために必要なことなのです。
C女性ホルモンの影響
思春期以降にクセ毛になる場合は、女性ホルモンによる影響が大きいとされています。
女性ホルモンの分泌量が増加するにつれて、子どものやわらかい毛から、大人の硬い毛に変わっていきます。
やわらかいうちには気づかなかったクセが、毛髪が硬くなることで強く現れるようになります。
また、加齢によって、女性ホルモンの分泌が減少することで、その影響力が弱まります。
女性ホルモンの影響を受けていた毛根の活動も弱まり、毛髪が細く、ひょろひょろとクセ毛のようになります。
D加齢
加齢によって頭皮が薄くなることで、毛根が圧迫を受けて、血流が悪くなったり、毛包が曲がったりして、クセ毛の原因になることがあります。
年齢を重ねるごとに、クセ毛が増えた気がすると感じる女性は多いようです。
女性ホルモンについては、後天的とはいえ修正しづらいところですが、その他の原因は、対処が可能ですので、クセ毛は生まれつきとあきらめないで、ヘアケアや生活習慣を見直してみるようにします。
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