フケができる原因とは
かゆみ、フケ、薄毛・抜け毛に悩む方の多くは、自分でその原因を作って、悩んでいるのです。
確かに頭皮が不潔になると、炎症を起こしてかゆみが発生し、フケも出やすくなりますし、毛穴が詰まって薄毛・抜け毛にもつながります。
多くの女性は、ほぼ毎日髪を洗っている人がほとんどで、不潔にしているせいでこうしたトラブルが起こっている例は、少ないといえます。
女性の頭皮のかゆみやフケは、不潔にしているから生じるのではなく、シャンプーの仕方が間違っているせいであることが多いのです。
特に問題なのは、シャンプーのし過ぎで、シャンプーは、頭皮の脂を奪いますから、皮脂が十分に出るのを待たずにシャンプーを繰り返すと、頭皮が過度に乾燥してしまいます。
それがドライ頭皮をまねく原因となり、頭皮の表面にある角質細胞がはがれ落ちて、細かいフケが出るようになります。
ドライ頭皮の多くは、かゆみも伴います。
そもそも、フケは悪ではありません。
皮膚の細胞は、土台の部分(基底層)から生まれ、基底層の細胞が分裂をするたびに表面にある角質層の方へ押し上げられます。
そして最後に角質層で細胞核を失って、皮膚から剥離していき、これがアカの正体です。
頭皮で発生すれば、名前が変わってフケになります。
基底層で細胞が生まれて剥離するまで(=皮膚の細胞が完全に入れ替わるまで)の1サイクルをターンオーバーといいますが、これは約40日前後といわれています。
角質層の細胞をフケやアカとして剥離させることで、頭皮は新陳代謝を繰り返しており、健康な頭皮でもフケは発生します。
ただし、角質細胞のターンオーバーが正常なとき、フケは肉眼では見えない大きさで発生するため、目にすることばほとんどないのです。
このターンオーバーが異常な状態になると、フケは大きくなり、目に見えるようになるので、「フケが出た」とわかるときは、頭皮に何か異常があるときです。
その原因は、シャンプーの仕方や生活習慣など、自分のせいであることが非常に多いのです。
なかでも一番よくあるパターンが、シャンプーのし過ぎで、高級アルコール系のように脱脂力がとても強いシャンプーを毎日使うと、必要な頭皮の皮脂まで取り除かれてしまい、本来頭皮が持っている保護力が失われてしまいます。
ドライ頭皮はフケやかゆみをまねきますので、「フケが出た」とあせってシャンプーの使用量を増やしたり、回数を増やしたりすると、事態はさらに悪化します。
皮脂が失われた頭皮が元の状態に戻るまでは、約24時間かかりますので、1日2回、朝晩シャンプーしている人は、皮脂が出て頭皮が元の状態に戻る前に、再び洗い流してしまっていることになるのです。
毎日シャンプーをしているのにフケが出る、という人は、まず「シャンプーのし過ぎ」が原因ですので、シャンプーを使う量や回数を減らす(1日1回、もしくは2日に1回)、頭皮への刺激が弱いアミノ酸系シャンプーに替えるようにします。
ドライ頭皮になってしまった場合、状態を緩和するには、化粧水や乳液などを頭皮につける方法もよく、化粧水や乳液を頭皮につけても大丈夫かと思われるかもしれませんが、頭皮の構造は肌と同じですから、全く問題ありません。
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