育毛はできるのか?
育毛についてのある実験があります。
被験者は、男性型脱毛症の男性4名で、マウスで発毛効果が認められた処方で作った育毛剤を用い、2年にわたり、週1回、次のようなケアを施して、毛髪の変化を調べました。
最初にクレンジングオイルで油分を浮き上がらせた後、シャンプーします。
次にスチーマーで頭皮を温め、頭皮をもみ出し洗いします。
そこで出てきた角栓様物質や皮脂を流すために、再度軽くシャンプーをします。
その後、きれいになった頭皮に育毛剤を塗布し、頭皮マッサージ(もみ、指圧、軽く叩く)を5分間行い、途中、頭皮が乾いたところで、再度育毛剤を塗布します。
遠赤外線を5分間照射し、再度5分間の頭皮マッサージを行うという内容です。
マイクロスキンスコープで観察すると、家庭で行う通常のシャンプー法では落としきれない、毛穴に詰まった角栓様物質までもが除去されて、毛穴の奥まできれいになっていました。
育毛剤の効果を最大限に発揮させるためには、毛穴に角栓様物質がなく、きれいな状態がベストということです。
さらに、頭皮を入念にやさしくマッサージすることで頭皮表面の温度が上昇し、血流が増加します。
そのことも、育毛剤の浸透を助成したといえます。
2年間の評価試験では、抜け毛本数の変動も調べました。
週に1回の頭皮洗浄後の抜け毛を集めて硬毛、中間毛、軟毛に分類し、20カ月間、それぞれの抜け毛本数を数えた結果、3〜8月、春から夏にかけて抜け毛が多い季節、ということがわかりました。
このように、育毛剤を使った育毛ケアには、確かに効果があることは実験によって確認されています。
とはいえ、紹介した評価試験のようなケアを個人で続けるというのは、あまり現実的ではありません。
しかし一方、これくらい丁寧に行わなければ、育毛ケアとはいえないのです。
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