薄毛や抜け毛はタバコが原因?
髪に悪い習慣として、喫煙があります。
タバコには、血管を収縮させ、全身の血流を低下させる働きがあります。
頻繁に吸うと、頭皮にまで血液が行き渡らず、毛母細胞に栄養が届かなくなるため、毛髪の発育・誕生に多大な悪影響を与えてしまうのです。
また、タバコには、約60種類の発ガン性物質、約200種類の有害物質、約4000種類の化学物質が含まれています。
髪と頭皮に悪いだけでなく、身体にさまざまな害を及ぼしますし、有害物質を含む副流煙は、周りの人の健康にも被害を与える恐れがあります。
@神経を興奮させる
タバコに含まれるニコチンは、脳の中枢神経や自律神経を興奮させる働きがあります。
それにより、発汗や皮脂の分泌が促進されます。
頭皮においては、汗や皮脂が毛穴に詰まったり、頭皮が不潔になって雑菌が繁殖したりして、薄毛・抜け毛の原因となります。
A血管を収縮させる
タバコを吸うと、ニコチンなどの影響で血管が収縮するため、血流が低下し、体温が下がります。
タバコを1本吸うと、皮膚の表面温度は2〜3℃下がるとされます。
血流が悪くなるということは、頭皮の毛母細胞にも血液が届きにくくなるということです。
毛髪の成長に必要な栄養分や新鮮な酸素が不足し、健康な毛髪が生まれにくくなってしまいます。
Bさまざまな病気を誘引する
喫煙は、さまざまな種類の深刻な病気を引き起こす原因となり、喫煙と関連が深い肺ガン・喉頭ガンだけでなく、食道ガン・胃ガン・心臓病・脳梗塞など、さまざまな病気の発症に影響しているといわれています。
女性の場合は、子宮ガンの発症リスクや骨粗しょう症の危険性の高まりも指摘されています。
また、妊娠前の喫煙は不妊の二因となる可能性が高く、妊娠中の喫煙は胎児への影響が大きく、授乳中の喫煙は赤ちゃんまでもニコチン中毒にさせてしまい、子育て中の喫煙は受動喫煙によって子どもの病気の発症リスクが高まる、とされます。
C栄養素を減少させる
タバコを吸うと、せっかく摂取した栄養素が減少してしまい、栄養素が欠乏すると、次のような症状が出やすくなります。
・ビタミンB12の破壊
煙に含まれるシアン化水素は、ビタミンB12にくっついて破壊し、結果、不足するため、貧血、息切れ、神経過敏、視力低下などの症状が出やすくなります。
・ビタミンC、ビタミンEの消費
体内に取り込まれた有害物質を代謝するために大量に消費されるのがビタミンCとEで、結果的に欠乏すると、動脈硬化、頭痛、冷え性・肩こりなどの症状が出やすくなります。
・ビオチンの消費
ニコチンの代謝のために大量に消費され、欠乏すると、白髪、脱毛、肌あれ、しっしん、くすみなどの症状が出やすくなります。
どれも「加齢」で片づけられてしまいそうな症状ですが、実は喫煙の習慣とも関係があるのです。
D一酸化炭素中毒になる
喫煙すると、体内に一酸化炭素が取り込まれてしまい、一酸化炭素が体内に入ると、血液中のヘモグロビンとくっついて、ヘモグロビンが酸素を運ぶのを阻害します。
そのため、身体が酸素不足に陥りる、いわゆる一酸化炭素中毒です。
ヘビースモーカーの人は酸欠状態が続いているため、赤血球の増加や動脈硬化などの原因になることがあります。
身体が酸素不足ということは、頭皮の毛母細胞にも当然、酸素が届かないということで、健康な毛髪が生まれにくくなってしまいます。
Eニコチン中毒になる
喫煙するとニコチンの影響で、脳からドーパミン(快楽物質)が分泌されます。
これが習慣化されると、禁煙してニコチンが体内に入らなくなったとき、脳からドーパミンが出にくい状態になってしまいます。
タバコをやめられない、イライラが解消されるなどと感じるのは、ニコチン中毒といわれる症状です。
ニコチン中毒がひどくなると、タバコが手放せなくなり、ますます有害物質を体内に取り込むことになります。
まさに喫煙は百害あって一利なしなのです。
また、喫煙がダメなら飲酒もダメと思われるかもしれませんが、お酒は血行を促進するので、量に気をつければ髪のためにはよい習慣といえます。
1合=約180mlぐらいでしたら、毎日飲んでも大丈夫です。
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