薄毛や抜け毛は夜更かしや睡眠不足が原因
夜更かしや睡眠不足は髪にはよくありません。
睡眠は、自律神経を正常にし、心と身体のリズムを修復する時間で、特に、22〜翌2時の間は、副交感神経が優位になる時間帯で、その間に細胞から老廃物が出ていき、栄養が入っていきます。
同時に成長ホルモンが多く分泌され、皮膚を作り出す基底層の細胞分裂が最も活発な時間帯でもあるため、頭皮の細胞や毛髪を生み出す毛母細胞も生まれ変わるといわれます。
22〜翌2時の間に睡眠を取っていないと、身体の機能がうまくリセットされず、疲労が蓄積していきます。
睡眠不足は頭皮や毛髪に悪いだけでなく、身体の機能自体が衰えてしまうという、恐ろしい事態を引き起こしてしまいます。
頭皮と毛髪のためにも、早寝早起きはよい習慣なのです。
ヒトはサーカディアンリズム(=概日リズム、体内時計)にコントロールされています。
サーカディアンリズムとは、24〜25時間周期で変動する生物の生理現象のことで、DNAにインプットされており、生物はそれに合った身体に作られていると考えられています。
ヒトの場合は、日が昇ると活動する準備を始め、日が暮れると休む準備を始めます。
地球の営みに沿って生活することで、身体のリズムが正しく刻まれ、体調が整うのです。
サーカディアンリズムは、脳にある松果体で調整され、太陽光が目に入ると、松果体が交感神経に起床命令を下し、身体が活動を始めます。
朝日を浴びることでサーカディアンリズムがリセットされて、1日のリズムを刻み始めるのです。
起床時間が不規則だったり、朝の光を浴びなかったりすると、サーカディアンリズムがうまくリセットされず、身体のリズムが崩れて時差ぼけのような状態になってしまいます。
自律神経失調症などで身体の不調に悩む人の中には、これが一因となっているケースもあるようです。
松果体からは、メラトニンというホルモン物質が分泌され、メラトニンは、太陽光が目に入ってから約14〜15時間後に分泌され始め、その約2時間後に眠気を引き起こします。
そのタイミングで眠りにつくと、睡眠の質が上がり、すっきりと目覚めることができます。
ヒトの体は、朝起きてから14〜15時間で眠くなるようにできているのです。
サーカディアンリズムを大切にして早寝早起きし、質のよい睡眠を取れば、美髪が生まれる頭皮環境を保つことにもつながります。
ただ、早寝早起きといっても現代女性は忙しいので、22〜翌2時は就寝しているようにする、というのは現実的ではないかもしれませんので、6〜7時に目覚め、 23〜0時に就寝する、という生活リズムがよいのかもしれません。
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