老化で髪のハリコシがなくなる？
生活習慣に気をつければ、薄毛や抜け毛はある程度、予防できます。
しかし、歳をとれば髪はどうしても衰え、コシやハリを失って、つややかでなくなってしまいます。
確かに、40代に入ると、髪のコシ・ハリが失われ、ヘアスタイルが決まらない、という女性の悩みは増えてきます。
細い、やわらかい、猫っ毛など、髪がやせた状態になってしまいます。
髪にコシ・ハリが失われる原因としての老化は、複数考えられる原因の一つに過ぎません。
ほかにも、血行不良、エストロゲンの減少、脱毛ホルモン（ジヒドロテストステロン）の影響、間違ったヘアケアなどが考えられるのです。
加齢により毛母細胞の機能が低下すると、確かに、細くて産毛のような髪しか生まれなくなってしまいます。
エストロゲンの減少、脱毛ホルモンの影響、これらも身体の変化ですからやむをえない部分があるかもしれません。
しかし、血行不良や間違ったヘアケアに関しては、自分でなんとかできる原因です。
やむをえない原因があるからといって、自分でできるケアもおろそかにしてしまうと、髪のコシ・ハリはあらゆる角度から複合的に奪われてしまいます。
現に、髪は太いのに、ケアがおろそかなせいでダメージヘアになることで、コシ・ハリが失われている人もいます。
あきらめてしまうのはもったいないことで、女性にとって、ヘアスタイルは人生の喜びの一つです。
髪の老化といえば、もう一つ、白髪もあります。
これも実は、身体の機能が衰えるという純粋な加齢による老化のほか、光（＝紫外線）や乾燥で老化するという、自分で予防できる原因で発生しているケースがあるのです。
毛髪の光老化、乾燥老化は、年齢に関係なく、若くても起きる老化現象で、正しく対処すれば、防ぐことが可能なのです。
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