歯が丈夫になる食習慣とは
歯周病の予防や改善のために、絶対に必要なことは、夜寝る前にしっかり歯を磨くことです。
その目的は、歯垢を取り除くことと、歯肉のマッサージをすることです。
このほか、日常生活のちょつとした工夫が歯周病の予防、改善に役立つこともあります。
一つは、唾液をよく分泌させることで、食事をするとき、よく噛むようにします。
食べ物をよく噛まずにすぐ飲み込んでしまえば、唾液が十分出ないので、唾液の殺菌効果が働かなくなります。
それには、硬いもの、歯ごたえのあるものを食べる習慣をつけることが大切です。
肉料理だったら、ハンバーグや煮込み料理ではなく、ステーキやトンカツにします。
焼き鳥屋に行くなら、軟骨や砂肝にします。
もちろん、すべてのメニューを硬くする必要はなく、人間の味覚には「食感」というものも大事な要素になっています。
やわらかいものや硬いもの、それぞれの食感のちがいを味わうことが、美味しさにつながるのです。
硬い果物や生野菜をガリガリかじるのもよく、果物ならリンゴ、野菜はキュウリ、ニンジン、セロリなどがよいです。
野菜はスティック状にして、ポリポリと、よく噛んで食べるようにします。
これをやっていると、確かに歯が丈夫になる。
その理由は、まず歯ごたえのある野菜を噛むことによって、唾液の分泌がよくなることが一つです。
また硬い野菜が歯とこすれ合うことによって、ある程度、歯の掃除にもなり、そして、もう一つ見逃せないのがミネラルの効果です。
人間が生きていくために必要な栄養素にミネラルがあり、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛、銅といったものがミネラルです。
ミネラルはビタミンと同様、野菜に多く含まれます。
野菜をかじると、歯肉の調子がよくなるのは、野菜のミネラルによって、口の中の細菌バランスがよくなるからだと考えられます。
また、かじれるということは、歯ぐきがしっかりしている証でもあります。
このほか、食後に緑茶を飲むのも歯周病予防に役立ち、緑茶にはカテキン(茶カテキン)という成分が含まれています。
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