歯によい乳酸菌生産物質とは
乳酸菌生産物質はもともと腸内環境の改善のために生まれたサプリメントです。
これまで出血や腫れをともなう歯周病の治療は、歯垢や歯石を除去した後、抗生物質入りの軟膏を使うのが一般的でしたが、抗生物質は悪玉菌(歯周病菌)を死滅させる働きがある一方、口腔内の善玉菌をも殺してしまう可能性があります。
これに対し、抗生物質のかわりに、乳酸菌生産物質を用いると、歯周病菌を減らす効果は抗生物質よりおだやかですが、口腔内常在菌のバランスを崩さないのです。
また、抗生物質には多かれ少なかれ副作用のリスクがあり、乳酸菌生産物質に含まれる成分は食品の成分と同じものなので、副作用の心配がないのです。
さらに、歯周病がだいぶ進んだ場合は、歯周病菌の繁殖を早急に抑える必要があるので、抗生物質と乳酸菌生産物質を併用する場合があります。
乳酸菌生産物質の歯肉の炎症を抑える働きは、抗生物質と併用しても失われません。
しかも、口腔内常在菌のバランスも改善されるので、免疫力が高まり、体への負担も軽減します。
乳酸菌生産物質は販売されており、液状のものとジェルタイプのものあり、ジェルタイプは歯磨き粉のかわりに用いることができます。
液状のタイプはスプレー式なので、歯磨きができないときなど、シュツと吹きかければ、歯周病菌の繁殖を抑える効果が期待できます。
とくに自分で歯磨きできない人には便利である。
口腔内が清潔に保たれていないと、インフルエンザや肺炎などの感染症にもなりやすく、十分歯磨きができない場合でも、乳酸菌生産物質には殺菌効果があるので、口腔内にスプレーすることによって、これらの菌を死滅させる効果も期待できます。
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