口の中の細菌の働きとは

口の中の細菌の働きとは

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口の中の細菌の働きとは

口の中にも、腸内と同じように、善玉菌と悪玉菌が棲みついており、口腔内には数千億個、400種類もの細菌がいるといわれています。

虫歯菌や歯周病菌もその中に含まれます。

2歳半までにミュータンス菌(虫歯菌)に感染しなければ、一生虫歯になりにくいのですが、これは2歳半になると、口の中の細菌の棲み分けがほぼ決まり、細菌の生態系が完成されてしまうからです。

その後では、ミュータンス菌はナワバリを確保することがむずかしくなるのです。

たとえば、初期の歯肉炎には歯周病菌は関わっておらず、歯周病菌は酸素を嫌う細菌なので、酸素が届きにくい歯周ポケットの奥で繁殖するからです。

まず、歯周病菌以外の悪玉菌により、歯肉炎が起こり、それによって、歯周ポケットが深くなり、そこに歯垢が入り込むことによって、歯周炎が起こります。

虫歯になりやすい人となりにくい人がいるように、歯周病もなりやすい人となりにくい人がいます。

これには、口の中の善玉菌と悪玉菌のバランスが関わっていると考えられます。

歯周病になりやすい人は口腔内の悪玉菌が優勢で、なりにくい人は善玉菌が優勢というわけです。

一般に、歯磨きをきちんとしている人は、悪玉菌の棲みかである歯垢をとっているので、善玉菌が優勢になるはずですが、、歯磨きをしているのに、歯周病になりやすい人がいます。



これは明らかに体質の問題で、口腔内の細菌バランスが関わっていると思われます。

乳酸菌生産物質というものがあり、乳酸菌は腸内の代表的な善玉菌ですが、乳酸菌生産物質は、乳酸菌そのものではなく、乳酸菌が作り出した物質です。

乳酸菌は腸の中でアミノ酸、ビタミン、ミネラルを始め、さまざまな物質を作り出しており、それらの物質は悪玉菌の活動を抑えるので、乳酸菌をとるとお腹の調子がよくなるといわれています。

しかし、ヨーグルトなどで乳酸菌をとっても、そのほとんどは、生きたまま腸まで届きません。

外から入ってきた乳酸菌は、もともと腸内に棲みついていた乳酸菌と共存しにくいのです。

それに対し、乳酸菌生産物質の場合は菌が生きているか死んでいるかは関係なく、乳酸菌があらかじめ作った物質を腸に届けるので、乳酸菌が腸内にいるのと同じ効果が期待できるのです。

この乳酸菌生産物質を口腔内に用いると、歯周病の治癒率が高まり、また口腔内の怪我や火傷、口内炎といった炎症を抑える効果もあります。

しかし、口腔内の細菌バランスを改善するために一番大切なことは、口の中を清潔に保つことで、悪玉菌は歯垢に棲みつくので、これをきれいに落とすことが、悪玉菌を減らすことにつながります。

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