失敗すると怒ることを我慢
多くの友達をかかわる幼稚園や学校では、失敗すると怒る、ゲームなどに負けると泣くといった行動も問題で、こうしたことを繰り返すと友達から避けられ、クラスの中で孤立してしまいますから、我慢することを覚えていく必要があります。
ゲームなどを始める前に、子供と負けても怒らないなどの約束をし、ルールに従ってゲームを進めます。
子供が負けて怒り出しそうになったら、実際に泣き出したりする前に、怒らずに我慢できてえらいね、などと褒める言葉をかけます。
それでも泣いたり騒いだりした場合は、暴れて危険な場合などを除き、興奮が静まるまで冷静に見守ります。
そして子供が落ち着いたところで、「何を約束したんだっけ?」などと声をかけ、約束したことを言わせます。
これを繰り返し、負けても怒らずに我慢できるようになったら、しっかり褒めます。
また、ADHDの子供の場合、人の話を最後まで聞かずに動き出したり、自分がおしゃべりを始めてしまったりすることがあります。
また、話を聞くことはできても、漠然とした表現などが理解できないために指示に従えないこともあります。
話をきちんと聞かせるためには、指示の内容を簡潔にまとめることや、「大切なことを3つ言います」のように、話の項目数などを予告すると、あと1つで終わる、などのように先の見通しがつけば、子供も我慢しやすいのです。
言葉での説明を理解するのが苦手な子には、イラストや実物を見せて説明するのも良い方法です。
うつ病がんばるな!
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