行為障害の特徴
成長とともに反抗挑戦性障害のある子供の行動の特徴がエスカレートし、万引きなどの触法行為、人や動物に対する過度の攻撃性や暴力、人の所有物の破壊行為、重大な規則違反などがみられると、もはや反抗挑戦性障害とはいわず、行為障害といいます。
行為障害は、一過性のものではなく、反復し持続するもので、周囲の状況によって、たまたまそのような行動が誘発されるのではなく、本人の行動・特性として定着してしまっているのです。
反抗挑戦性障害から行為障害にまで発展させないための方法としては、まず自尊感情を育てることで、反抗的な態度にも批判や叱責するだけでなく、本人の他の行動の中にみられる良さを認めることが大切です。
家族や教師、友人から愛されている、必要とされているという実感を持たせます。
反抗挑戦性障害にしても行為障害にしても、周囲がその障害の特徴を認めて表面的な行動をみて、叱責や批判に終始せず、見守るようにします。
また、行為障害になるとどうしても孤立しがちになりますから、周囲の人から言葉でのコミュニケーションを増やすようにします。
うつ病がんばるな!
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