大人のADHD
ADHDは、成長とともに主症状は自然に軽減する傾向があると考えられています。
実験で、まず5年経過では、ADHDの症状は軽くはなっているが、全体的に持続していることがわかりました。
このとき、調査した非ADHDの子供と比べ、ADHDの子供は学業でうまくいっていないこと、約25%が何らかの反社会的行為にかかわっていたこともわかりました。
10年経過では、約50%に初めからのADHD症状が続いており、落ち着きのなさや衝動性が持続しているのが特徴として見られました。
非ADHDの子供と比べると、学校をドロップアウトしたり交通事故を起したりすることが多かったようです。
15年経過では、半数以上の人が当初からの症状を少なくても1つ持ち続けていることがわかりました。
結果としては、成長に伴い症状が軽快はするもののADHDは大人まで持続するのです。
大人まで残りやすい症状としては、不注意・忘れ物などの軽度の注意力障害、じっとしているのが苦手という軽度の多動症あるいは衝動性です。
うつ病がんばるな!
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