ADHDからうつ状態
誰でも周囲からの叱責や非難、いじめなど自己評価の低下を招く状態が続くと、抑うつ的な気分になります。
ADHDの子供の３０％にうつ状態や不安神経症が認められるといわれています。
ADHDからの行動の特徴ばかりに目がいき、なぜそのような行動が起こるのかという背景を考慮せずに、頭ごなしに怒られると言った悪循環が生じると、本人は否定的な自己評価をしてしまいます。
ADHDの子供は自身が周囲とうまく付き合えないことに戸惑っており、そこに周囲からダメな子というレッテルを貼られ続けると、自尊感情が育たないのです。
自身がもてないゆえ、保護者と離れることに不安をもったり、強い人見知りをしたり、新しいことに立ち向かうことを恐れたりすることもあり、普通なら何でもないことに、自分から心配事を探し出すこともあります。
ADHDやうつや不安神経症を伴う場合は、ADHDへの対応だけでなく二次障害への対応や治療を行わなければなりません。
うつ病の症状は、感情・思考・欲動といった精神面、身体面に対して出現してきます。
 うつ病がんばるな！
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