ADHDの行動療法

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ADHDの行動療法

ADHDの子供の行動は、本人の意識と関係なく無意識のうちに行っているもので、言い聞かせて本人の自覚に働きかけても行動の変化はなかなかみられません。

行動療法とは、叱ることと褒めることを組み合わせて、子供の行動を変化させていく治療法をいいます。

授業中に席を離れたり、友達に話しかけられたり、物を壊したりといった、やってはいけない行動が見られたら、その場で注意し、度重なる場合は教室の外に出すなどの罰を与えます。

逆に、授業の間に、着席していられたり、指示にちゃんと従えたり、協調的な行動がとれたときは、その場で褒めたり、目標が達成できたらシールを渡して評価するなど、ご褒美を与えます。

行動療法の中でADHDの治療に使われるのが、トークンエコノミーという方法です。

具体的には、やってはいけない行動をあらかじめ書き出しておき、同時に子供に提示しておきます。

その行動をとったときに、「マイナス5点」と決めておき、「洗い物を手伝う」などの罰を与えます。

逆に、好ましい行動がとれたら「プラス10点」などと点数を増やし、100点集まったら、「アイスクリームをあげる」などのご褒美を与えます。

また、行動療法としてタイムアウトという方法がとられ、これはいけない行動をとったときに行動を停止させ、好ましい行動に変化するのを促す方法です。

具体的には、やってはいけない行動を前もって提示しておき、その行動をとった際に先生や保護者が何回か注意しても言うことを聞かなかった場合、教室の隅っこなどに座らせるなど、何もせずじっと時間を過ごさせます。

タイムアウトの時間は1〜5分にし、その間は、子供に話しかけたり、静かに従ったからといって終了後にほめたりはせず、本人にとって退屈で、早く抜け出したい時間にするのです。

対象となる行動は、学校や家庭でのちょっかいや喧嘩、保護者や先生の言うことを聞かなかった場合など、外に向かう行動に使用します。

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