本人にADHDを理解させる
ADHDに理解がない人にとっては、ADHDの子供はいくらしかられても全然反省していないように見え、その子供の人格を否定しがちになりますが、ADHDの子供自身は、決してわざと好ましくない行動をしているわけではないのです。
どうして他の子供と同じように行動することができないかに悩み、傷ついている事が多いのです。
本人は頑張っているつもりなのに、叱られたり否定され続けたりすると、どんどん自信をなくし、自分はダメな子、悪い子という思いが強くなっていきます。
そのような事態を防ぐために、本人自身に自分がADHDという行動特性があることを理解させる必要があります。
他の子供と同じようにできないのはADHDが原因で、本人が悪いからではないとわかるだけでも、気が楽になります。
ただし、年齢が低い時期は理解することができないでしょうから、それなりにわかる言葉で説明するようにします。
失敗行動のたびに、「それはあなたが悪いからじゃない」「他の子供より失敗しやすいの」「次に失敗しないように気をつけましょう」など、具体的な課題を言葉で説明していきます。
また、ADHDだから、失敗行動をしてもいいとは認めないことも必要です。
うつ病がんばるな!
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