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褒めることで自信を持たせる

ADHDの子供は集中力を持続させるのが苦手なため、どうしても忘れ物が多くなりがちです。

毎日もっていくものに関しては、イラスト入りのチェックシートを作り、登園、登校前に必ず確認させるようにします。

提出物など特別な持ち物がある場合は、学校でメモをとらせ、帰宅したら保護者に見せるように言います。

ADHDの子供の場合、忘れ物をしたときに叱るのではなく、忘れ物をしなかった日に褒めるほうが効果的です。

子供が達成感を感じ、もっと頑張ろうと思うようになることにつながりますから、忘れ物をしなかった日は、必ず褒め言葉をかけるようにします。

また、ADHDは、正しい知識がない人には単なるわがままと思われかねない障害で、そのため、ADHDの子供は叱られてばかりいることが多いのです。

子供にしてみればなぜ叱られるのかわからなかったり、叱られてもどうにもならなかったり、こうした日常の繰り返しは、子供のプライドを傷つけ、自分に対する自信を失わせます。

自信を失った子供は、劣等感を持つようになり、物事に前向きに取り組む意欲をなくしてしまいます。

子供に自信を持たせるためには、成功の体験を積み重ねることが必要で、幼稚園や学校では、実現可能な目標を立て、できたらすぐに褒めるようにします。

実際に何かができることより、褒めてくれたという達成感を感じさせることが大切なのです。

うつ病がんばるな!

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