思春期の衝動性や抑うつ

うつ病がんばらない

思春期の衝動性や抑うつ

スポンサードリンク
 
うつ病がんばらないADHDの知識>思春期の衝動性や抑うつ

思春期の衝動性や抑うつ

小学生のうちに適切な対応をされていれば、周囲への適応性も少しずつ育ち、多動や衝動性は軽くなっていることも多いのですが、中学、高校となると各個人の行動への自己責任が要求され、社会への適応性もより高度なものが要求されます。

また、思春期には自我感情が芽生え、そのような時期、ADHDの子供は、他の子供が年齢相応にできることが自分にできないことに気づき、自己の存在意義に深く悩むことがあるかもしれません。

この時期に、強い反発・反抗心が育ち、自尊感情が傷つけられると、ADHDの行動特性としての衝動性が強くなり、反抗挑戦性障害や行為障害などの二次障害に発展しやすいと考えられています。

また、自尊感情の低下が進むと抑うつ状態になったり、不安神経症になったりし、実際にADHDの子供の30%近くに抑うつ状態や不安神経症が見られるのです。

ADHDの症状に対して不適切な対応を受け続けると、反抗・非行という外向的な行為障害や、抑うつ・不安神経症という内向的な精神障害が起こりえるのです。

また、アルコールや薬物の乱用、窃盗、傷害など法に触れる行為、自傷行為などの心配も出てきます。

ADHDの子供は、周囲の人たちの対応に大きく影響されるのです。

うつ病がんばるな!

スポンサードリンク
カテゴリ
ADHDのタイプ
注意欠陥、多動、衝動性の混合型
多動・衝動性がない注意欠陥型
ADHDの症状の現れ方
大人のADHD
乳幼児期のADHD
学校の規律で多動性を改善
思春期の衝動性や抑うつ
学習障害と併存
自閉症とADHDの関係
ADHDとの併存障害
ADHDと反抗挑戦性障害
反抗挑戦性障害の特徴
行為障害の特徴
ADHDからうつ状態
ADHDの薬物療法
勉強する環境にする
ADHDの行動療法
大人の注意欠陥障害(ADD)
ADHDの子供の問題とは
ADHDの子供のしつけ
ADHDの子供とコミュニケーション
子供の興奮は場所移動
ADHDの子の兄弟姉妹
ごめんなさいを言えるようにする
子供の好き嫌いの衝動
優先順位をを身につける
本人にADHDを理解させる
生活習慣を身につける
学校へADHDを伝えるか
勉強が遅れないために
家庭での事故を防ぐ
ADHDと知能検査
褒める機会を増やす
特別支援教育とは
得意なことと不得意なこと
将来の進学や就職
集中力持続と多動性
友達との遊びと衝動性
ルールを守り我慢すること
失敗すると怒ることを我慢
褒めることで自信を持たせる
Copyright (C)うつ病がんばらないAll Rights Reserved
免責事項
当サイトの情報を利用してトラブル等が発生しましても、管理人は一切責任を負うものではありませんのでよろしくお願いいたします