サーキットトレーニングの効果とは
筋トレは単純で、あまりおもしろいというものではありませんから、続けられるかどうかが問題になります。
いくら効果があっても、体によくても、続かないものでは意味がありません。
サーキットトレーニングとは、一九五七年に提唱されたもので、その当時は、「総合的体力を高めるトレーニング」という定義でした。
現在のトレーニング方法はいろいろですが、上肢、体幹、下肢といったように、体をいくつかのパートに分け、それぞれ数種目のトレーニングを基本的にほノーインターバルでおこなうのが普通です。
一サイクルで七分から一五分くらいで指定の種目をおこないます。
そして慣れてきたら二サイクルくり返します。
ですから、時間は長くとも三〇分程度で、短時間で集中的におこなえるトレーニングです。
サーキットトレーニングは「有酸素運動と筋肉トレーニングを合わせておこなえるというのが効果的」と思われているようですが、そうでもないのです。
筋トレの効果を「1」とし、有酸素運動の効果を「1」とした場合、まず筋トレをやって脂肪を分解し、そのあと有酸素運動をすれば間違いなく「1+1=2」です。
ですが、有酸素運動と無酸素運動を合わせておこなうー挙両得のサーキットトレーニングでは、「1+1≠2」となり、二倍にはなりません。
うまくやれたと仮定しても、その効果はせいぜい一・五倍程度です。
有酸素運動の要素と筋トレの要素を両方取り入れても、混ぜてしまえば相乗効果が期待できないうえ、筋肉トレーニングの部分はどうしても強度が低くなってしまいます。
しかし、楽しくできるという部分ではなかなかのアピールカですし、もちろん効果もあります。
有酸素運動をベースに筋力トレーニングの要素を加味してある、ブートキャンプの場合は、筋トレ+有酸素運動の効果ではなく、強めの有酸素運動というべきかもしれませんが、脂肪はかなり燃えるほずです。
しかし、こうしたサーキットトレーニングは内容にもよりますが、運動に不慣れな人が初回から最後までメニュー通りにやるのは相当にきついのです。
サーキットトレーニングは、トレーニングの効果として、筋力と全身持久力の両方を得られるのは事実です。
ただし、それぞれの効果は専門的なトレーニングに比べれば低くなりますが、楽しく続けられるのでしたら、それはその人にとってベストのトレーニングといってもいいのかもしれません。
筋トレの効果は一般的には三か月であらわれますが、やめてしまえば、また、筋肉が落ちはじめ、そうなれば代謝が落ちます。
ですから、週に二、三回のトレーニングを続けられるかどうかは、一生太らない体をつくるうえでとても重要なことでもあるのです。
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